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これは昨日の安倍チャンネル速報。
安田純平氏 安倍チャンネル
ネトウヨの皆様はずっと自己責任とか韓国人だから助けなくていいなどと言ってましたが、とにかく助かって(いつなら)何よりです。

ぼくらが見ているニュースは、権力者には向かったり危険な地域に足を踏み入れるジャーナリストによって津切られているのです。
まあ、キモオタやネトウヨはそもそもそういうものには興味がなく、フィクションだろうがなんだろうがただ自分好みの話(画像、映像)がそこにあればいいんだろうけど。

早速日本政府は、自らの手柄であるかのように大本営発表を行なっております。
政府の国際テロ情報組織が働き掛けたと菅氏
でも、20日辺りに保護されていたんですよね。
その後もしばらく知らなかったんでしょ。昨日ようやく慌てて発表みたいな。
だいたい身元確認前に手柄にできてしまうところが真面目にキモイです。キモオタ並み。
ずっと何もしてこなかったしする気もなかったし殺されたとしても無視していたでしょ?軽くコメントぐらいはしたかもしれないけど。

日本政府はもちろん何もしていなかったわけですが、ではどこが動いたかというとトルコが保護しているのだからもちろんトルコはかなり関わったわけですね。
身代金を支払ったのはカタールなのかな。3百万ドルなのだそうです。
カタールはサウジと敵対しているんですよね。
いや、サウジがカタールを目の敵にしていっると。
カタールを孤立させろとか言っているんですね。
で、今サウジがヒトデナシ国家とみなされてきているので、人道国家としてのカタールと。
パフォーマンスかもしれないけど、良いと思います。
それにしても、身代金を払えばいいところを払わないできた日本政府はすごいですね。
会見しただけ。
無能で非人道的な国家であることを広く世界にアピールしちゃってるんですかね。

ネトウヨあたりの「自己責任」ですけど、例えば「政府が危ないと言っている場所になんで行くんだ。政府が助ける理由はない」という感じですか。
この辺りは全く筋が通っていないわけでもないような気もしますが、そもそも個人が主体なんですよ。
国家というのは便宜上あるもので国家が先に合って国民があるのではなくて、個人があってそのために国家があるんです。
それから「政府が『危ないから行くな』と言っているから行くな」というのは家畜の発想です。
牧場があって、柵の中に羊さんがいるんですね。その柵の外から出たがる羊は村八分なんだ。
「飼い主さんの言うことをきかないやつは駄目な家畜だ」というまさにいわば家畜の同調圧力ですね。
ついでに言うと、「政府が危ないと言っている場所」が問題ですね。
誰がどのようなことをしたから政府がそこが危ないと判断できるに至ったのか。
誰かが伝えないとそこが危ないんどとはわからないわけですからね。まあこれは散々言ってますけど。
それがジャーナリズムですよね。
ジャーナリズムは近代国家、民主主義国家、情報社会(笑)に必要不可欠なインフラなのです。
誰も知らんけど危ないなんてことにはならない。

最近散々ニュースになっていますが、カショギ氏もジャーナリストですよね。
サウジの政府に批判的だったジャーナリスト。
権力に逆らうジャーナリストがいないと当り前に独裁国家ができるし、その独裁国家がどんなひどいことをしてもそれを伝える人がいなくなったら困ります。

日本には実はもうほとんどそういうジャーナリストがいませんね。
フリーのジャーナリストは別にして、記者クラブの記者は一応肩書が「記者」というだけで、記者らしい仕事をしている人はほぼいませんね。
ガースーの会見だと望月記者が質問してもガースーはまともに答えない。
他の記者は静観するか帰って望月記者の邪魔をする。
ちょっと信じられないですが、そういう世界になっています。
これ、ほとんどの国の記者は信じられない光景だと思いますよ。
もしかして日本では突っ込んだな質問をすると殺されるのか?という風に考えるかもしれませんね。
そうではなくてほぼ忖度なのです。
まあ、左遷される可能性はありますかね。
それもまた、他国の記者は驚くでしょうけどね。

基本的にはそのメディアの経営陣の質の問題なんですが、やはり個々の記者の質も落ちていますね。
大手(寿司メディア)で一番ましなのは朝日なんですが、最近の記事はやる気なさそうなのばかりですし、ツイッターなどで見る記者はかなりひどいですね。
中東やアフリカ辺りに行っている(行っていた)記者はやはりどちらかというと視野が広いように思いますが、そうではない人たちの温さはすごいです。
ほんとうに家畜の一員でしかないような人たちが目立ちます。
それでも朝日はまだましで、読売の記者は見かけませんよね。
ツイッター禁止らしいです。
本人や読売の名前を出すのが禁止ということなのでしょうが、言論の自由がないですね。新聞なのに。
発行部数世界1の読売がそれなのです。
そもそも記者の数がひどくすくなくて、報道の仕事をする気がない新聞ですけどね。
で、記者クラブ全体がその読売体質になってしまっているんですね。

サウジがああいう国であるということをおそらくサウジの国民の多くは知らないんですよね。
そして、日本も今すごい勢いでそういう国になっているんですが、喜んでいる人たちがいますからね。

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