全然泣けず。うるりともこなかったので、すぐ印象から消える映画だと思う。
さりとて、退屈で寝そうになったとか、あまりのひどさに席を立ちたくなった・・とかいうんではない。ストーリーはわかりやすく、適度に散りばめた謎がちょうどいい所で明かされて、だれることはない。大げさに言えば「けっこう面白かった」。
多分、企画としては「いま会いにゆきます」を意識して、同じような客層を動員してヒットさせようとしたんだ . . . 本文を読む
今まで観た事なかった。
ラッセ・ハルストレムという監督にさほど期待するものもなかったので。
けど、やっぱ10年くらい経ってなお、リバイバル上映される映画というのは傑作なんである。単純に面白かった。
撮影監督がスヴェン・ニイクヴィストだった。イングマール・ベルイマンの映画を彩った名カメラマン。暗い室内に差し込む柔らかな光は、ベルイマンのカラー作品を彷彿とさせる。それはともかく、映像の色使いが、夕方だ . . . 本文を読む