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日刊スポーツ映画大賞 (2007年度)

2007-12-10 00:50:20 | 映画賞
第20回日刊スポーツ映画大賞が発表された(2007/12/5)

作品賞「それでもボクはやってない」
監督賞 周防正行「それでもボクはやってない」

主演男優賞=木村拓哉「武士の一分」
同女優賞=竹内結子「サイドカーに犬」
助演男優賞=笹野高史「武士の一分」
同女優賞=樹木希林「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
新人賞=新垣結衣「ワルボロ」「恋空」
外国作品賞=「硫黄島からの手紙」
石原裕次郎賞=「武士の一分」(山田洋次監督)
同新人賞=該当者なし

※去年の12月から今年の11月までが対象なので「武士の一分」や「硫黄島からの手紙」が受賞している。

****
『受賞を知った木村は喜びと同時に重みを感じた。「過去に受賞された方の(映画における)経歴や活躍を考えると、自分がそこに存在できるのことはすごくうれしい。ただ、これからの自分に対するまなざしの厳しさも覚悟しなければいけない。責任を感じます」。』(nikkansports.comより)

・・・日本中で突っ込みが入ってると思います。
ジャニーズの方針で賞は全て辞退するって、去年言ってたのはどうなったのやら
去年は受賞辞退を申し出たジャニーズに対し、
・日本アカデミーは「はいわかりました。ノミネート取り消します」←アホか
・ブルーリボン賞は「ジャニーズ事務所から木村拓哉、岡田准一2人のノミネート・受賞を辞退したいとの申し入れがありましたが、東京映画記者会はこの2人を含む当初ノミネートの5人を対象に、通常通り選考しました。」←えらい(ただし結局、最優秀賞は渡辺謙に)

・・・だったりしたのだが、やっぱり去年のはアレでしょうか
日本アカデミーの裏番組にジャニーズの誰だかが出ていて、ジャニーズ方針で番組かぶらないようにしたかったので辞退→日本アカデミーだけ辞退だと不自然だから、他の賞にも辞退申し入れ・・・という説があって、今年の日刊スポーツ賞はテレビと関係ないからもらっちゃえみたいな

もしキムタクが「HERO」で日本アカデミー候補になったらジャニーズはなんと言うのだろう

*****
「それでもボクは・・」いまのとこ四冠(SARVH、山路ふみ子、報知、日刊スポ)。圧勝の勢い。
多分、キネ旬、毎日、ブルーリボン、日アカ、などなど主要どころは総ナメでしょうな
映芸はどう評価するか・・・わからん。ワースト票もそこそこ入ってくるだろうから1位はないかも。
映画秘宝では圏外だろう。
東京スポーツはどうかな。「監督バンザイ」かな

その他の映画賞一覧は→こちらから

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6 コメント

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コメントどうもです (しん)
2007-12-11 01:26:32
私も日本アカデミーは大嫌いですが、あなたが言うほど不平等な賞ではありませんよ。
05年の「半落ち」はTBS制作だし、その前の「壬生義士伝」はテレ東制作
日テレ制作作品が有利な印象はありますが、受賞歴を見ると「Shall we ダンス?」「息子」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「たそがれ清兵衛」と他の映画賞の動向から考えても、まあ仕方ないか・・・という作品ばかり。(学校とかALWAYSは個人的にはそこまで買いませんが)
それに「隠し剣 鬼の爪」とか日テレ制作で落選した作品もあります。

日アカについていえば、テレビ局よりも大票田である東宝・松竹・東映の票に強く左右されているのが実情です。
それでも「午後の遺言状」のようなミニシアター作品が選ばれたこともあります。

今年はさすがに日テレの「ALWAYS 続・三丁目」は候補(優秀賞)くらいにはなるでしょうが、フジテレビ制作の「それでもボクはやってない」が受賞すると思います。
むろんフジの力ではなく東宝の力で。
去年がマイナー系シネカノンの「フラガール」だったから、今年は三大メジャーのどれかに行くでしょう。
まあ、受賞結果を待ちましょう。

あ、あと、別の記事にも書きましたが、日アカの場合、欠席したら最優秀はもらえないというより、欠席者ははじめから候補にしないという、悪しき伝統があるのです。
ただし、欠席したけど最優秀を受賞した大竹しのぶのように例外もあるにはあります。

米アカデミーの場合、欠席なんてよくある話なんですがね
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Unknown (エンヴィ)
2007-12-11 00:58:16
あなたが言う事も一理あると思います。しかし、日本アカデミーに権威がないのは事実です。

例えば、フジテレビ制作の大ヒット映画を最優秀には絶対選ばないと思います。

日本アカデミーは日テレが主催してますから、ライバル局のフジテレビの作品を選ばないと思います。

だから、この時点で既に正当な賞とは言えないと思います。

レコード大賞も同じです。つまり、テレビ中継される賞には権威もなにもなく、賞というよりショーに近いと思います。

極端に言えば、最優秀賞を受賞してもメリットがないという事です。



その点、ブルーリボン賞は権威はあると思います。

昨年、ジャニーズはブルーリボン賞も辞退を申し入れたけど、それも含めて最優秀を選びました。

つまり、あなたの言う正しい映画賞の在り方を実現した形だと思います。



しかし実際、賞は辞退できなくしても、会場に出席しなかったら最優秀は貰えないと思います!

出席しなくて最優秀を受賞したとなれば、誰も出席しなくなると思います!



まぁ、辞退できるのはそれだけ超ビッグネームじゃないと出来ないことです。そこに出て賞を受賞して名声を高めたい俳優がほとんどだと思います。今後は、辞退する人はいないと思います。

昨年、アカデミー賞が木村さんの辞退を公表したのは、それだけアカデミー賞に出てほしかったからです。アカデミー賞の委員長が木村拓哉さんにレッドカーペットを歩いてほしかったとコメントを発表しましたからね!

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コメントどうもです (しん)
2007-12-10 08:26:36
ほう、なるほどよく判りました。
ご講釈ありがとうございます。

ちなみに本件とは関係ないかもしれませんが、私が文中で「あほか」と言及したのは、ジャニーズでもキムタクでもなく、日本アカデミーに対してです。
辞退をはいそうですかと了承することで、会員の投票を無効にしたり、本当に投票したいと思う人に投票できなくさせることが、映画賞の正しい在り方とは思えないからです。
かつて黒澤明が「権威がないから日本アカデミー受賞を辞退する」と言った時も、はいわかりましたと辞退を認めました。「おっしゃるとおり権威はありません」と言ってるようなものです。
(もっとも黒澤が「権威がない云々」と言ったのが辞退承認の前のことか後のことかは知りませんが)
「賞は辞退できない。ただし式を欠席したり、トロフィーは要らないから返しますとか言うのであれば、それは受賞者の勝手」
・・・とするのが、映画賞の正しい在り方だと思うんですよね。
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Unknown (エンヴィ)
2007-12-10 02:26:52
賞レースとはアカデミー賞やブルーリボン賞などで、ノミネート候補者を公に出して最優秀という冠を争う事になります。

例えばアカデミー賞の場合は、ノミネートをされた人が集まる場所です。でも、ノミネートされても、最優秀を受賞するのは一人だけです!

これがジャニーズが辞退する理由です。

スポーツ紙の賞は、ノミネートではなくて最初から、最優秀の一人だけを選びます。

こういう形式の賞は、昔から木村拓哉さんは過去に色々と沢山受賞しています。

ジャニーズは、賞レースで争うような賞はいらないのです。

ここから、私の解釈ですけど、賞レースは何の意味があるのか分からない!最初から最優秀の一人だけ選べばいい!

しかし、本場のアカデミー賞となると話は変わると思いますよ!争う相手のレベルも高くなるし、なによりノミネートされるだけでも名誉ですからね!

木村拓哉さんは、今年は華麗なる一族で、世界32カ国130作品が集まるソウルドラマアワードで、最優秀主演男優賞を受賞しています。ちなみに、最優秀主演女優賞は、本場のアカデミー賞女優のヘレンミレンさんです。

長々となりましたけど、ご理解いただけましたか?
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コメントどうもです (しん)
2007-12-10 01:39:24
すいません。無知でアホなもので
賞の辞退と賞レースの辞退の意味の違いがわかりません
日刊スポーツを辞退しない理由もわかりません
教えてくださいませ
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Unknown (あなたがアホ!)
2007-12-10 01:25:23
あなたがアホなのでは?

ジャニーズは賞レースを辞退しているのですよ!

賞レースは、アカデミーとブルーリボンの事を賞レースと言うのですよ!

あなた何も知らなすぎ!
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