2010年代映画ベストテン エントリーNo.10
ノラネコ さん
・ブログ「ノラネコの呑んで観るシネマ」管理人
・Twitterアカウント @noraneko285
難解な映画にもかなり詳しい解説、批評をつけてくれた上に、その映画にあうお酒の紹介もしてくれる、酒と映画好きにはたまらないブログ
難しめの映画観たときなど特に重宝させていただいております
10年前の「ブロガーの00年代映画ベストテン」に引き続いての参加
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「ノラネコ」さんの2010年代映画ベストワン
日本映画 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 (2019)
監督・脚本:片渕須直
原作:こうの史代
音楽:コトリンゴ
出演:のん
外国映画ベストワン 『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015)
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー、ブレンダン・マッカーシー、ニコ・ラザウリス
撮影:ジョン・シール
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ヒュー・キース=バーン
アメリカ映画
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【エントリー詳細】
****ブロガー&SNS映画レビュアーによる10年代(2010~2019)の映画ベストテン****
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
2位『かぐや姫の物語』
3位『おおかみこどもの雨と雪』
4位『この空の花 長岡花火物語』
5位『桐島、部活やめるってよ』
6位『シン・ゴジラ』
7位『告白』
8位『万引き家族』
9位『君の名は。』
10位『リップヴァンウィンクルの花嫁』『リズと青い鳥』 (⇒※1)
【コメント】
10年代は日本アニメーション界で大きな地殻変動が起き、新世代と共にアニメーション表現の可能性が新たな段階に入ったディケイドだったと思う。その頂点として、「この世界の片隅に」を内包する「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」がある。ベスト10はやはり映像表現として、鮮烈な印象を残した作品を選んだ。10位が二本になっちゃったのはどうしても選べなかったので。ごめんなさい。ディケイドベストということで、どうしても中堅以上の作家中心になってしまったが、山田尚子の若さは日本映画の希望。
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日本映画10年代ベスト監督
『片渕須直』(3 点)
『是枝裕和』(2 点)
『大林宣彦』(1 点)
日本映画10年代ベスト女優
『のん』(2 点)
『安藤さくら』(2 点)
『広瀬すず』(2点)
日本映画10年代ベスト男優
『役所広司』(2 点)
『福山雅治』(2 点)
『神木隆之介』(2 点)
【コメント】
監督1位は文句なし。是枝監督はこの10年コンスタントにハイクオリティな作品を作り続け、大林監督は何歳になっても常に驚かせてくれる。
俳優部門では、共に是枝作品で評価を高めた福山雅治と広瀬すずは、役者としてのタイプがちょっと似ている。共に本人のキャラクターが強いのだが、受けの度量が大きくフレキシブル。器型と言っていいかもしれない。
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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
2位『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
3位『アベンジャーズ/エンドゲーム』
4位『新感染 ファイナル・エスクプレス』
5位『きっと、うまくいく』
6位『レヴェナント:蘇えりし者』
7位『LOGAN ローガン』
8位『ゼロ・グラビティ』
9位『スパイダーマン:スパイダーバース』
10位『草原の実験』
【コメント】
洋画は多すぎるので、もうインパクト勝負。この10年で驚かされた順番。
そしてアメコミの10年だったのだなという印象。MCUは集大成の「エンドゲーム」に纏めて代表してもらった。個人的な方向性としては、映像的な暗喩劇が好きなのが分かる。
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外国映画10年代ベスト監督『アルフォンソ・キュアロン』(3 点)・『ヨン・サンホ』(2点)・『アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ』( 1点)
外国映画10年代ベスト女優『シャーリーズ・セロン』(2点)・『アン・ハサウェイ』(2点)・『エマ・ストーン』(2点)
外国映画10年代ベスト男優『ソン・ガンホ』(2点)・『ブラッド・ピッド』(2点)・『アーミル・カーン』(2点)
【コメント】
監督はやはりメキシコの黄金世代。そしていくつもの鬱アニメーションに続いて、ゾンビ映画の歴史を変えたヨン・サンホ。
役者もこれまた多すぎるので、コンスタントに秀作に出演している人たちになった。
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(※1)10位『リップヴァンウィンクルの花嫁』『リズと青い鳥』
⇒同順位重複の場合は先に書かれている方を点数化、というエントリールールに則り、『リップヴァンウィンクルの花嫁』を1点、『リズと青い鳥』は0点として集計した (しん)
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難解な映画にもかなり詳しい解説、批評をつけてくれた上に、その映画にあうお酒の紹介もしてくれる、酒と映画好きにはたまらないブログ
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10年前の「ブロガーの00年代映画ベストテン」に引き続いての参加
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「ノラネコ」さんの2010年代映画ベストワン
日本映画 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 (2019)
監督・脚本:片渕須直
原作:こうの史代
音楽:コトリンゴ
出演:のん
外国映画ベストワン 『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015)
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー、ブレンダン・マッカーシー、ニコ・ラザウリス
撮影:ジョン・シール
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ヒュー・キース=バーン
アメリカ映画
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【エントリー詳細】
****ブロガー&SNS映画レビュアーによる10年代(2010~2019)の映画ベストテン****
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
2位『かぐや姫の物語』
3位『おおかみこどもの雨と雪』
4位『この空の花 長岡花火物語』
5位『桐島、部活やめるってよ』
6位『シン・ゴジラ』
7位『告白』
8位『万引き家族』
9位『君の名は。』
10位『リップヴァンウィンクルの花嫁』『リズと青い鳥』 (⇒※1)
【コメント】
10年代は日本アニメーション界で大きな地殻変動が起き、新世代と共にアニメーション表現の可能性が新たな段階に入ったディケイドだったと思う。その頂点として、「この世界の片隅に」を内包する「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」がある。ベスト10はやはり映像表現として、鮮烈な印象を残した作品を選んだ。10位が二本になっちゃったのはどうしても選べなかったので。ごめんなさい。ディケイドベストということで、どうしても中堅以上の作家中心になってしまったが、山田尚子の若さは日本映画の希望。
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日本映画10年代ベスト監督
『片渕須直』(3 点)
『是枝裕和』(2 点)
『大林宣彦』(1 点)
日本映画10年代ベスト女優
『のん』(2 点)
『安藤さくら』(2 点)
『広瀬すず』(2点)
日本映画10年代ベスト男優
『役所広司』(2 点)
『福山雅治』(2 点)
『神木隆之介』(2 点)
【コメント】
監督1位は文句なし。是枝監督はこの10年コンスタントにハイクオリティな作品を作り続け、大林監督は何歳になっても常に驚かせてくれる。
俳優部門では、共に是枝作品で評価を高めた福山雅治と広瀬すずは、役者としてのタイプがちょっと似ている。共に本人のキャラクターが強いのだが、受けの度量が大きくフレキシブル。器型と言っていいかもしれない。
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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
2位『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
3位『アベンジャーズ/エンドゲーム』
4位『新感染 ファイナル・エスクプレス』
5位『きっと、うまくいく』
6位『レヴェナント:蘇えりし者』
7位『LOGAN ローガン』
8位『ゼロ・グラビティ』
9位『スパイダーマン:スパイダーバース』
10位『草原の実験』
【コメント】
洋画は多すぎるので、もうインパクト勝負。この10年で驚かされた順番。
そしてアメコミの10年だったのだなという印象。MCUは集大成の「エンドゲーム」に纏めて代表してもらった。個人的な方向性としては、映像的な暗喩劇が好きなのが分かる。
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外国映画10年代ベスト監督『アルフォンソ・キュアロン』(3 点)・『ヨン・サンホ』(2点)・『アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ』( 1点)
外国映画10年代ベスト女優『シャーリーズ・セロン』(2点)・『アン・ハサウェイ』(2点)・『エマ・ストーン』(2点)
外国映画10年代ベスト男優『ソン・ガンホ』(2点)・『ブラッド・ピッド』(2点)・『アーミル・カーン』(2点)
【コメント】
監督はやはりメキシコの黄金世代。そしていくつもの鬱アニメーションに続いて、ゾンビ映画の歴史を変えたヨン・サンホ。
役者もこれまた多すぎるので、コンスタントに秀作に出演している人たちになった。
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(※1)10位『リップヴァンウィンクルの花嫁』『リズと青い鳥』
⇒同順位重複の場合は先に書かれている方を点数化、というエントリールールに則り、『リップヴァンウィンクルの花嫁』を1点、『リズと青い鳥』は0点として集計した (しん)
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