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チーム青森!!!
小野寺歩さん、林弓枝さん、本橋麻里(まりりん)さん、目黒萌絵さん、寺田桜子さん
ありがとう。
この9試合。すごく面白かった。
カーリング最高。
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左から、萌絵、小野寺、まりりん
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左から、まりりん、林、桜子
ヨーロッパのゴリラコングみたいなおばさんたち相手に、チーム青森がんばった。
試合するほど強くなっていくのを見せつけた。
特に1勝3敗で終わった前半戦と、後半カナダ戦以降では明らかに違った。
逃げと守りのカーリングから攻める攻めるカーリングと素人目にもわかる方針転換。小野寺は次々とスーパーショットを決め、他の3人も自分の仕事をきっちりとこなした。
負けられない試合、外せない一投ばかりで観てるこちらもはらはら。最終戦の日は早寝して朝3時に起きた。観戦するためだが、どの局もジャンプばかり!! 小野寺や林が闘ってんだよ!!カーリングやれよ!!!と、叫んでいたらジャンプが終わって、カーリング中継になった。・・・そしたらスイスが4点とるシーンだった。
<印象的だった敵たち、および戦い>
【ロシアのセカンドかサードか忘れたけど若きブロンド美女】
女優みたいに美人だった。
スパイ映画に登場しそうな女だ。
CIA職員とベッドという名の戦場で情報戦を繰り広げるような・・・
-----------------------
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奥が例の女スパイ。「私は祖国のためにあらゆるテクニックを身につけてきたわ」とか言って欲しい。全裸で
-----------------------
【ノルウェーのスキップ(リーダー)】
40 years old 余裕でoverのおばさんだが、経験にもの言わせた駆け引き上手。
プレッシャーを与え続け、通りそうで通れないラインをわざと作るなどして、若い日本チームを揺さぶる。
結果まんまと術中にはまった日本チームはガタガタと自壊。つ・・・強い
あるいはこの時の経験が後のイタリア戦に活かされたのかもしれない。
-----------------------
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左から、小野寺、桜子、そして恐怖のノルウェースキップ。声も怪物チック。
-----------------------
【VS カナダ】
世界一のカーリング超大国らしいカナダ。歴史があると選手層も厚くなり、若いのがはい出てきにくくなるのか?
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カナダに限らず欧米のカーリング選手ってこんなんばっかでさ・・・。そりゃジャパンを応援したくなるってもんさ
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カナダ撃破!!!! 渋い表情の多かった前半から一転、会心の笑み。優勝したかのような喜びよう
-----------------------
【イギリスのスキップ】
原哲男漫画から性別を間違えて飛び出してきたような、怪物みたいな顔とガタイ。
具体的に言うと自分で自分の秘孔をついてパワーアップした時のアミバにそっくり。
小野寺さんには是非とも北斗残悔積歩拳を喰らわして「お前はお前の意志とは無関係に後ろ向きに歩く」とか言ってほしかったけど、もちろんそんなネタ英国人に通じる筈もないのでやらなくて良かった。
-----------------------
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右端が英国のスキップ。アミバ。「さあ、どの秘孔からついてやろうか?」とか「お・・おれは天才だあ!!」とかは言わなかった
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これが本物のアミバ
-----------------------
ちなみに英国戦、5点差で英国に圧勝との報道もあったようだが、第9エンドは英国が4点とって同点にするか、日本が1点とるかのきわどい勝負だった。アミバ似の英国スキップは2cm程度のコントロールを要求されるコースに果敢にストーンを投げ込みわずか2~3cmのズレで日本のストーンの脇をスルーしていった。5点の大量リードはたったの2cmで覆っていた。この油断できなさがカーリングの魅力だ。
【最強スウェーデン】
俺にとってスウェーデン=イングマル・ベルイマン映画。チームにベルイマンさんという人もちゃんといたし(向こうじゃ多い姓なんだな)。全体的にお年を召していらっしゃる方々とはいえ、北欧系の美人(元美人)揃い。スラリとした体系、薄い色の金髪、青い目。映画でスウェーデン選手役にああいう人たちをキャスティングしたらステロタイプと批判されそうだ
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VSスウェーデンの一コマ。見た目美しいと強い・・・ここでも原哲男漫画の鉄則が生きている
-----------------------
さすが予選一位通過。強い。ミスが極めて少ない。パーフェクトなコントロールでストーンを配置。マシーンのようなチームだ。世界最強と呼ぶにふさわしいチーム。
そのスウェーデン相手に延長戦までもつれ込み最後まで食い下がったチーム青森。あの接戦を戦い抜いた彼女らをどうして責めることができようか
スウェーデン戦は最近観たどんな映画より息詰まる2時間だった。ラストのスウェーデンの一投。1cmのコントロールが要求される隙間にストーンを投げ入れるスウェーデン。当たれば日本の負け、外れれば日本の勝ち。外れろぉぉぉ!!!と祈ったが、1cmのコントロールを完璧に決められ敗れる。むしろ清々しい負けだった。
トリノの金はストックホルムで輝くだろうと確信。
****追記(2/25)****
やはりスウェーデンの金メダル。おめでとう。
4年後こてんぱんにしてやる!!
【最終戦 vsスイス】
最終スイス戦、5点差つけられながら、そして先攻でありながら連続得点で、2点差まで詰め寄り、試合の流れを自力で引き戻しかけた。しかし日本の希望を打ち砕くスイスの二度目の4点奪取。残り2エンド残して6点差付けられ、小野寺さんのギブアップ宣言。わかるよ。へろへろになりながらまだ闘っているボクサーがクロスカウンターもらったようなもんだ。気力も希望も何もかも奪う一撃。よく闘った。精一杯の作り笑いでスイス選手と握手。その後の小野寺さんの堰を切ったようにあふれる涙に俺までもらい泣き。
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VSスイス。2点差まで詰め寄った第8エンド。気力・体力ともに限界にきたのかストーンが狙い通りに行かない。作戦会議するチーム青森。スイスチームは"ヨロレイヒー"と余裕の鼻歌(うそ)
スイスに本日二度目4失点・・・
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ギブアップ。観客に笑顔で応えるも、やっぱ最後は泣くわな
-----------------------
-------------------
ありがとうチーム青森。
カーリングすげーやりてー
ウィンタースポーツでこれほど顔アップをじっくり撮れるスポーツはない。メットもゴーグルもプロテクタもないし。御丁寧にピンまでつけて声も拾うし、とても映画向き、あるいはテレビ向きなスポーツだ。
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これはアメリカ選手のけつ。今言いたいのは、けつでもタトゥーでもなく、ピンマイクの発信器。これで各人の声、作戦・狙い・コース・ウェイト(カーリング用語でスピードのこと)などを検討している声などがかなりはっきりと聞き取れる。テレビを意識してこんなことができるのもカーリングならでは。顔アップと声で親近感が格段に増す。
-----------------------
そんなこんなで小野寺さんと林さんが所属しソルトレークに出場したシムソンズをモデルにした映画「シムソンズ」が観たいのだけど、松本でやる予定はなし。あーあ
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左から、まりりん、小野寺、萌絵
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左から、萌絵、林、まりりん
なお小野寺さんと林さんをモデルにした小野さんと林田さんが活躍するカーリング映画「シムソンズ」の感想は→こちら(映画はそんなんでもなかったけど)
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小野寺歩さん、林弓枝さん、本橋麻里(まりりん)さん、目黒萌絵さん、寺田桜子さん
ありがとう。
この9試合。すごく面白かった。
カーリング最高。
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左から、萌絵、小野寺、まりりん
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左から、まりりん、林、桜子
ヨーロッパのゴリラコングみたいなおばさんたち相手に、チーム青森がんばった。
試合するほど強くなっていくのを見せつけた。
特に1勝3敗で終わった前半戦と、後半カナダ戦以降では明らかに違った。
逃げと守りのカーリングから攻める攻めるカーリングと素人目にもわかる方針転換。小野寺は次々とスーパーショットを決め、他の3人も自分の仕事をきっちりとこなした。
負けられない試合、外せない一投ばかりで観てるこちらもはらはら。最終戦の日は早寝して朝3時に起きた。観戦するためだが、どの局もジャンプばかり!! 小野寺や林が闘ってんだよ!!カーリングやれよ!!!と、叫んでいたらジャンプが終わって、カーリング中継になった。・・・そしたらスイスが4点とるシーンだった。
<印象的だった敵たち、および戦い>
【ロシアのセカンドかサードか忘れたけど若きブロンド美女】
女優みたいに美人だった。
スパイ映画に登場しそうな女だ。
CIA職員とベッドという名の戦場で情報戦を繰り広げるような・・・
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奥が例の女スパイ。「私は祖国のためにあらゆるテクニックを身につけてきたわ」とか言って欲しい。全裸で
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【ノルウェーのスキップ(リーダー)】
40 years old 余裕でoverのおばさんだが、経験にもの言わせた駆け引き上手。
プレッシャーを与え続け、通りそうで通れないラインをわざと作るなどして、若い日本チームを揺さぶる。
結果まんまと術中にはまった日本チームはガタガタと自壊。つ・・・強い
あるいはこの時の経験が後のイタリア戦に活かされたのかもしれない。
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左から、小野寺、桜子、そして恐怖のノルウェースキップ。声も怪物チック。
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【VS カナダ】
世界一のカーリング超大国らしいカナダ。歴史があると選手層も厚くなり、若いのがはい出てきにくくなるのか?
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カナダに限らず欧米のカーリング選手ってこんなんばっかでさ・・・。そりゃジャパンを応援したくなるってもんさ
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カナダ撃破!!!! 渋い表情の多かった前半から一転、会心の笑み。優勝したかのような喜びよう
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【イギリスのスキップ】
原哲男漫画から性別を間違えて飛び出してきたような、怪物みたいな顔とガタイ。
具体的に言うと自分で自分の秘孔をついてパワーアップした時のアミバにそっくり。
小野寺さんには是非とも北斗残悔積歩拳を喰らわして「お前はお前の意志とは無関係に後ろ向きに歩く」とか言ってほしかったけど、もちろんそんなネタ英国人に通じる筈もないのでやらなくて良かった。
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右端が英国のスキップ。アミバ。「さあ、どの秘孔からついてやろうか?」とか「お・・おれは天才だあ!!」とかは言わなかった
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これが本物のアミバ
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ちなみに英国戦、5点差で英国に圧勝との報道もあったようだが、第9エンドは英国が4点とって同点にするか、日本が1点とるかのきわどい勝負だった。アミバ似の英国スキップは2cm程度のコントロールを要求されるコースに果敢にストーンを投げ込みわずか2~3cmのズレで日本のストーンの脇をスルーしていった。5点の大量リードはたったの2cmで覆っていた。この油断できなさがカーリングの魅力だ。
【最強スウェーデン】
俺にとってスウェーデン=イングマル・ベルイマン映画。チームにベルイマンさんという人もちゃんといたし(向こうじゃ多い姓なんだな)。全体的にお年を召していらっしゃる方々とはいえ、北欧系の美人(元美人)揃い。スラリとした体系、薄い色の金髪、青い目。映画でスウェーデン選手役にああいう人たちをキャスティングしたらステロタイプと批判されそうだ
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VSスウェーデンの一コマ。見た目美しいと強い・・・ここでも原哲男漫画の鉄則が生きている
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さすが予選一位通過。強い。ミスが極めて少ない。パーフェクトなコントロールでストーンを配置。マシーンのようなチームだ。世界最強と呼ぶにふさわしいチーム。
そのスウェーデン相手に延長戦までもつれ込み最後まで食い下がったチーム青森。あの接戦を戦い抜いた彼女らをどうして責めることができようか
スウェーデン戦は最近観たどんな映画より息詰まる2時間だった。ラストのスウェーデンの一投。1cmのコントロールが要求される隙間にストーンを投げ入れるスウェーデン。当たれば日本の負け、外れれば日本の勝ち。外れろぉぉぉ!!!と祈ったが、1cmのコントロールを完璧に決められ敗れる。むしろ清々しい負けだった。
トリノの金はストックホルムで輝くだろうと確信。
****追記(2/25)****
やはりスウェーデンの金メダル。おめでとう。
4年後こてんぱんにしてやる!!
【最終戦 vsスイス】
最終スイス戦、5点差つけられながら、そして先攻でありながら連続得点で、2点差まで詰め寄り、試合の流れを自力で引き戻しかけた。しかし日本の希望を打ち砕くスイスの二度目の4点奪取。残り2エンド残して6点差付けられ、小野寺さんのギブアップ宣言。わかるよ。へろへろになりながらまだ闘っているボクサーがクロスカウンターもらったようなもんだ。気力も希望も何もかも奪う一撃。よく闘った。精一杯の作り笑いでスイス選手と握手。その後の小野寺さんの堰を切ったようにあふれる涙に俺までもらい泣き。
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VSスイス。2点差まで詰め寄った第8エンド。気力・体力ともに限界にきたのかストーンが狙い通りに行かない。作戦会議するチーム青森。スイスチームは"ヨロレイヒー"と余裕の鼻歌(うそ)
スイスに本日二度目4失点・・・
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ギブアップ。観客に笑顔で応えるも、やっぱ最後は泣くわな
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ありがとうチーム青森。
カーリングすげーやりてー
ウィンタースポーツでこれほど顔アップをじっくり撮れるスポーツはない。メットもゴーグルもプロテクタもないし。御丁寧にピンまでつけて声も拾うし、とても映画向き、あるいはテレビ向きなスポーツだ。
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これはアメリカ選手のけつ。今言いたいのは、けつでもタトゥーでもなく、ピンマイクの発信器。これで各人の声、作戦・狙い・コース・ウェイト(カーリング用語でスピードのこと)などを検討している声などがかなりはっきりと聞き取れる。テレビを意識してこんなことができるのもカーリングならでは。顔アップと声で親近感が格段に増す。
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そんなこんなで小野寺さんと林さんが所属しソルトレークに出場したシムソンズをモデルにした映画「シムソンズ」が観たいのだけど、松本でやる予定はなし。あーあ
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左から、まりりん、小野寺、萌絵
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左から、萌絵、林、まりりん
なお小野寺さんと林さんをモデルにした小野さんと林田さんが活躍するカーリング映画「シムソンズ」の感想は→こちら(映画はそんなんでもなかったけど)
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英国チームのコワさは半端じゃないです。
正直に言えば日本代表があんな感じだったら、誰もカーリングしようとは思わなかったと思います。
それに、そうそう名解説でした。
カーリング中継を1~2回見た人は誰でもカーリング博士気分。
あれで器具が安くて、ボウリング場くらいコートがそこらじゅうにあれば、そく始めてるのに
代表がチーム青森でよかった。キャラが立ってる!
女子大生って感じの寺田さん。マニア向けの目黒さん。タヌキ系カワイイ本橋さん。ショートヘアーの林さん。各国のスキップにならってコワイ顔しても、やっぱり寒さで鼻が赤くなる小野寺さん。
試合前バグパイプの音色にのった選手紹介がたまりませんわ!
英国のスキップ、声もコワ!英国訛りのダミ声で「ハ~ドゥ、ハ~ドゥ」。
日本はというと「ご~は~ん、あるよ~」だもん。
あと、解説もよかったです。