タイ語のクラスは3週間ごとにレベルアップしていきます。生徒はベトナム人の20代の子とわたしに先生ひとり。2時間ぶっ続けで、正直濃い!ですが、いまのところ小手先勝負で何とかやっています。
今週3週目に入ってちょっぴり余裕が出てきました。こんな余裕はこの先ない、思われるので、今週中に習う予定のテキストを紹介します。
…というか、予習をしていたのだけど、読み終わったもののすごーく怖くて、ひとりでは到底太刀打ちできないので、みなさんも道連れに…が本心
それでは、恐怖の世界へどーぞー(ホラーが苦手な人は、ほんとに怖いので、読まないでください なお、すいかの意訳部分あり)
『金ハゼ物語』
むかしむかし、セティーという漁師の男がおりました。セティーには、正妻カニターと妾のカニティーがおり、正妻にはそれは美しいウアイという娘が、妾にはアイとイーという娘がありました。セティーは妾とその娘2人を可愛がってばかりで、正妻と娘には辛くあたるのでした。そのため妾と娘たちも、彼女たちに対して同じように振る舞い、とくにウアイをこき使うのでした。
いつものように、セティーが正妻カニターを連れて森の池へ舟を漕いで漁に出ましたが、網にかかるのは何の価値もない小さな金ハゼばかり。カニターは「娘の友達にしてやりたいので、そのハゼを分けてやってください」と懇願するも、機嫌の悪いセティーは全く取り合いません。それでもさらに食い下がると、セティーは怒って櫂でカニターを殴りつけ水中に突き落として、殺してしまいました。セティーが帰宅して、母親が殺されたと知ったウアイは悲嘆にくれておりましたが、妾とその娘たちの仕打ちはさらにひどくなりました。
ある日、虐めに耐えかねてウアイは家から飛び出し、池のそばでしくしく泣いていました。すると池からハゼが顔を出して、話しかけてきました。そのハゼは、死んでしまった母カニターの生まれ変わりだったのです。カニターは娘を思うあまりにハゼになって、ウアイを見守ろうとしていたのです。ウアイは喜んで、毎日エサを持って池へ行き母親と話してはこころを慰められていました。が、その様子を盗み見ていた、継母カニティーとその娘たちは、ウアイが幸せなのが気に入らないことこのうえないのでした。そこで…
*テキストの写真。美しいウアイちゃんとお母さんが仲むつまじくお話をしているのに、見てっ!後ろの木に人影がーー!ウアイちゃん、危ないっ!!
今週3週目に入ってちょっぴり余裕が出てきました。こんな余裕はこの先ない、思われるので、今週中に習う予定のテキストを紹介します。
…というか、予習をしていたのだけど、読み終わったもののすごーく怖くて、ひとりでは到底太刀打ちできないので、みなさんも道連れに…が本心
それでは、恐怖の世界へどーぞー(ホラーが苦手な人は、ほんとに怖いので、読まないでください なお、すいかの意訳部分あり)
『金ハゼ物語』
むかしむかし、セティーという漁師の男がおりました。セティーには、正妻カニターと妾のカニティーがおり、正妻にはそれは美しいウアイという娘が、妾にはアイとイーという娘がありました。セティーは妾とその娘2人を可愛がってばかりで、正妻と娘には辛くあたるのでした。そのため妾と娘たちも、彼女たちに対して同じように振る舞い、とくにウアイをこき使うのでした。
いつものように、セティーが正妻カニターを連れて森の池へ舟を漕いで漁に出ましたが、網にかかるのは何の価値もない小さな金ハゼばかり。カニターは「娘の友達にしてやりたいので、そのハゼを分けてやってください」と懇願するも、機嫌の悪いセティーは全く取り合いません。それでもさらに食い下がると、セティーは怒って櫂でカニターを殴りつけ水中に突き落として、殺してしまいました。セティーが帰宅して、母親が殺されたと知ったウアイは悲嘆にくれておりましたが、妾とその娘たちの仕打ちはさらにひどくなりました。
ある日、虐めに耐えかねてウアイは家から飛び出し、池のそばでしくしく泣いていました。すると池からハゼが顔を出して、話しかけてきました。そのハゼは、死んでしまった母カニターの生まれ変わりだったのです。カニターは娘を思うあまりにハゼになって、ウアイを見守ろうとしていたのです。ウアイは喜んで、毎日エサを持って池へ行き母親と話してはこころを慰められていました。が、その様子を盗み見ていた、継母カニティーとその娘たちは、ウアイが幸せなのが気に入らないことこのうえないのでした。そこで…
*テキストの写真。美しいウアイちゃんとお母さんが仲むつまじくお話をしているのに、見てっ!後ろの木に人影がーー!ウアイちゃん、危ないっ!!