1/99(きゅうじゅうきゅうぶんのいち)

あみものと手仕事と旅の記録

Long Live the KING!!

2006-06-10 15:58:23 | すいかの芽
今週末は、タイ国王即位60周年記念祝賀行事で国を挙げての祝賀モード全開です。黄色が王様(王室)のカラーで、街は黄色一色。王室公認の黄色いポロシャツは完売状態で、入手できなかった人たちは自前の黄色い服を着て外を歩いています(この"入手できなかった理由"というのが、またタイらしくて、「まあ、別にええか」と思っていたけど盛り上がるにつれて欲しくなってきた、が、時すでに遅し…というパターンらしい)。

わたしはさすがに黄色いポロシャツまで着るのはなあ、と思い、前々から欲しかった"We Love The King"というリストバンドを買いました。

今朝は20万人を越えたといわれる民衆を前に、タイ国の平和を願うお言葉を述べられました。

*後日記:黄色が現プミポン国王の象徴なのは、国王陛下が月曜生まれだからだそうです(アジアの多くの国では誕生日と曜日がセットになっているらしく、タイでは占いのときなどに必ず聞かれます)。タイでは曜日ごとに(縁起の良い)色があるそうで、他は火曜=ピンク、水曜=緑、木曜=オレンジ、金曜=空色(が青より正確でした、訂正します)、土曜=紫、日曜=赤、だと教えてもらいました。ちなみにすいかは、月曜生まれ。あなたは何色ですか?

賞味期限

2006-06-08 22:53:41 | すいかのたね
あ、あの…タマゴの賞味期限って、どれくらいですか。
今日、タマゴを半ダース、スーパーで買ったら「生産日6月5日、賞味期限7月5日」って書いてあったんですけど…。

日本で独り暮らしをして1週間から10日間の賞味期限のタマゴを使い切れず困っていたら、「ゆで卵にしておいたらもう少し持つ」と教えられたのですが…。なので、タマゴは冷蔵庫にせいぜい1週間から10日間しか持たないと思い込んでいるのですが…。このパックには、何度見ても、1ヶ月間の賞味期限と書いてある。

学校が始まって、書きたいことがたくさんあるのに、意味なく(って意味あるんだけど)くったくたで、もう限界に目が回る~状態でしたが、これ見て目が覚めました、一瞬だけ(今も意識朦朧…)。

鶏卵です、ちなみに。

コラボってみました-制服、その後-

2006-06-08 21:46:27 | すいかの芽
さて、登校初日に"制服着用"を命じられたすいか。帰宅して、クローゼットを開くも、あるのはTシャツ(かそれに準じるトップス)とジーパン(自転車で颯爽と通学する姿を夢見て、日本で3本も買い足してきた…)ばかり。

2日目登校ギリギリまで悩んだ結果、ソンクランで買ったグリーンのタイ式スカートと、ユ○クロのリネンのシャツを組み合わせて出かけました。スカートの刺繍にダメ出しアリ、も覚悟して。

担任のR先生からは「おお、きれいきれい。きちんとしてていいわ~」と合格を頂きました。しかし問題は、大ボスのW先生…。「会わないで帰れたらいいんだけど…」などと無意味に弱気なことを考え(今日会わなくても、いつか会ってバレる?のに)、学内を歩いていたら、すいかを呼び止める声が。

振り向くとW先生が手招きしています。「ひえー、会ってもたー、これであかんて言われたらどないしょー」とびくびくしながら先生のほうへ歩いて行くと、なんと、満面の笑み!

 W先生「ん~、すいか~、きれい、きれい。いいわねー(ご満悦)」

ほっとすると同時に、びっくり。というのも、これまでW先生が笑っているのを見たことがなく、「あー、このひとはあんまり笑わないタイプなんだわ」と思っていたから。

彼女の笑顔と"あんた、可愛いわ"な態度(急変だったけど)に接していたら、「あれこれ考えたし、実際問題としてスカート通学は大変だけど、こんな簡単なことで人間関係が円滑に行くなら、これでええやん~」と、またひとつ学びました。

年上の友人Aさんによると、「最近は大学も学則が厳しくなってん。タイの学校は、勉強はどーでもええ、きちんとした服装が第一、やし、職場で給料もらおうと思ったら上等な服と卒業証書があればええねん(注:タイは超学歴信仰社会)、仕事に頭脳なんて持ち込んだらおまんま食べられへんねん。タイなんて、そんな国」なんだそうです。

わたしが持っているのは全てタイ式の巻きスカートで、この着付けが難しい。で、思いついたのが、着物の伊達締めを使った着付け(?)。今日、このスカートで使ってみたら、1日歩き回っても大丈夫でした 伊達締めおりこう! kim師匠、ありがとう!!

着るからには着こなしを楽しみたい、着るからには美しく。それでも日本で言うなら、外国人が"オー、キモノ!マイニチ、キマス~!!"って言って、ほんまに毎日着てしまう、みたいな不自然さが拭えないのですが…

ジェンダーに関する一考察 -水運びを通して-

2006-06-08 01:56:42 | すいかの芽
20ℓの水タンク。昨日預けて、今日受け取り可になっていたので、帰宅時に部屋まで持って上がることにしました。「よっこらしょ」と身体をかがめてタンクを抱えたら、管理人室のJさんが、

 J「そんなことしないの!」
 す「は?何、どういう意味(誰かが運んでくれるのかと一瞬期待)」
 J「女のひとは、そんなふうに持ち上げて抱えたりするもんじゃないのよ
   (はしたないから)。ほら、こうやるの」

Jさんのお手本によると、フタを軸にしてくるくる回しながらタンクを押し進める、らしい。「はあ、そうなんすか」と手伝ってもらいました。が、エレベーターから降りることすら不可能。だって、底が丸いもんだから、下手すると軸を中心に一回転するだけで、全然進まないんです 身をかがめているので、バッグから物が落ちてきたりして、2メートル進んだところで敢え無く断念。抱え込んで部屋まで運びました。

女性の社会進出率は日本よりも高く、女性が占める社会的地位(企業幹部、高級官僚、国会議員など)も日本よりもポイントが高い統計が出ていますが(確かそのはず)、社会的に許容される"女性らしさ/男性らしさ"は、日本よりもタイトなところがあるのかもしれません。

 *写真は、必ずやってくるであろう断水に備えての汲み置き水。ペットボトルが手に入る度に、せっせと溜め込んでいます。今朝も牛乳が1本空いたから、これでまた1ℓ分の水が確保できる

制服って…

2006-06-05 20:37:46 | すいかの芽
タイでは今日から新学期の大学が多いようです。それにあわせて、すいかのタイ語学校も始まりました。もう、初日からエピソードてんこ盛りで、めっちゃ疲れた~ 何から説明したらええやら、というかんじですが、"タイ人の国民性"でうんざりしたことをご紹介。

ジーパン、ブラウス(シャツ出し)、スニーカーという格好で行ったのですが、担任のR先生に「制服で来なくていいの?」と言われてしまいました。タイでは大学生も制服(白いシャツに黒いスカート)を着るところが多く、先生はどうやらこの格好をわたしにさせたい様子。「いやそんな、大学に通ってるけど、正規の学生じゃないし(学部に留学している日本人は制服を着用、と聞いてはいました)、大学院に留学してる日本人の友達もジーパンって言ってたし、必要ないでしょー」と軽く考えていました。といっても「まあ、ジーパンはまずいかも…」という認識はあったのですが…。

授業のあと、R先生と一緒に大ボスのW先生に確認に行ったところ、ひと言、

 W先生「ええ、そうね。上は今着てる柄入りでもいいわよ」。
 すいか「…え?」

W先生はそれだけ言うと、タイ人がよくやる"言うこと言ったし、もう関係ないし、聞く耳持たず"体勢に入ってしまいました。横でR先生に「これから自転車で通学する予定なので、スカートだと困るんですけど」と言ってみるものの、W先生は全く無関心(=聞こえてないふり)。

さすがにR先生は「あら、自転車なの。でも、ま、スカートでね。黒いの持ってる?茶色でもいいわよ」…"大ボスに許可を取ったし、もう有無を言わせない"なノリで畳み掛けて来ます。予想外の展開に、すいかのアタマ混乱 なんとか「そういうスカートは持っていないので、明日には間に合わないかもしれないけど、分かりました」と答えました。

タイのパブリックな場所では女性はスカート着用が必須です。それは知っているけれど、仕事しているわけじゃないし、勉強するのになるべく動き易い格好の方が何かと都合が良いので、敢えてパンツスタイルで挑んでみたのですが、玉砕、でした

だいたい、スカートなんて履いた日にゃ、乗り合いバスに乗るのすら大変。そのうえマメに洗濯してアイロンかけなきゃいけないわけで、そんなことに気を回すくらいなら、勉強に時間を割きたい、というのが正直なところです。

夕方、タイ人の友達と約束があったので話してみました。「そこまで厳しくしなくてもいいのにね、他の学生さんはどうしてるの?」と親身に相談にのってくれたので、何とか思いつめずに済みましたが、彼らもやっぱり"大ボスがそう言ってるなら、しょーがないかも…"な印象を持っているようでした。

制服って、このトシになってコスプレじゃあるまいし タイの学校に通うということは、こうした服装も含めた異文化を受容することなのだからそこは"郷に入れば郷に従え"なのかなと思ったりもしますが、何か割り切れないものがあるのは否めません。タイ人の国民性はおおらかなところ、と言われます。一方で、このように形式ばったお仕着せをするところがあって、これがわたしは好きではないのだ、とはっきり気づかされました。

あー、今日は何を着ていこうかなあ…

 *写真は昨夜、食事中にレストランの前を通りかかったゾウ。サトウキビをあげて、記念撮影しました

初物

2006-06-04 22:05:51 | タイごはん
帰って来たら、出てました。ライチ!! ハツモノ買いしました。ライチにもいろいろと種類があるようなのですが、これは粒が大きい方だと思います。お味は、やや渋めですが、とってもジューシーでした 
スーパーの袋入りを買ったのですが、葉っぱを残して売っているあたりに、自然を愛するタイ人の美意識を感じます

これからは果物が多く出回る季節です。雨季はほんとに困るけど(まだ1週間も経たないのに、もう困ってます。詳細は後日)、いいこともあって、果物シーズンになることがそのうちのひとつ、です

週1度の労働

2006-06-03 18:52:13 | すいかのたね
「飲み水はアパートに業者が来て、部屋の前まで運んでくれる」と以前に書きました。が、なんとその後、それは事実ではないことが判明しました。
ある日の午前中、いつものように管理人室に水タンクを預けて出かけたのですが、夕方になって帰宅してもまだ水が届いていませんでした。そのときは「まあ、何かの不都合で今日は業者が来なかったのね」と翌日の配達を待つことに。
次の日、帰宅時に管理人室のJさんが

 「すいかちゃん、なんで水を置いたままにしてんの?」
 「え?部屋まで運んでくれるの、待ってるんだけど…」
 「はー?! 自分で持って行くのよー」
 「え、だって今まで自分で運んだことなんてないよ。いつも部屋の前にあるし」
 「まー、誰かしら、やさしいのねー。とにかくみんな自分で持っててるから」

…というわけで、それ以来、少なくとも週に1回、20リットルの水タンクを抱えて運んでいます。ここに住む限りついて回る、週1度の労働 ちょっと憂鬱…。実は、ソンクランの前後にうっかり水を切らしてしまい、コンビニまで水を買いに行く破目になったことがあります。そしてこれからの雨季は停電でエレベーターが止まることがしばしばあるはず。こんなの持って8階まで上るのなんて、絶対無理!だし、そのためにまた渇水生活を送るのは大変なので、今は2つの水タンクを使いまわしているけど、予備のためにもうひとつ加えようかと考えています

ところで今日、タンクを預けて、3時間後くらいに両手いっぱいの荷物で帰宅したら、管理人室のもうひとりのスタッフPさんに「水タンク、持ってく?」と聞かれました。"どー考えても、この荷物にプラス20キロは無理やろー"な体勢なのに(Pさんは部屋まで持って来るのを手伝ってくれるタイプではない)、何を思ってそう声をかけたのか…ナゾだわ~

半紙+布×糸=?

2006-06-02 16:21:01 | 布小物
一時帰国の折に、また刺繍のお仕事を頂きました。いつも言ってくださるのは「あなたは手がきれいだから」。手仕事の面白さは、同じものを作っても同じにならないところ。そして、その、人と違ってもいいことをして、その結果に満足してくださる方がいるのはとても嬉しいです 

前回のお仕事は仕上げの段階になって、水で落ちるはずの下書きが落ちない、という大失敗を招いてしまいました。どうやら、下書きを長く放置したままだったことが原因のよう。

そこで今回は、写真のような手法を取ることにしました。トレーシングペーパー(わたしは習字用の半紙を使用しています)に絵を写し取り、それを布に縫い留めて、紙の上から糸を刺していくという方法です。すべて刺し終わったら、糸がつれないように気をつけながら、紙を破いて取り外します。すると、右のような完成品が出来上がります。

本当に手間がかかる方法だし、紙一枚挟んでの刺繍になるので糸の引き加減が難しいのですが、これも少しでも美しく仕上げるため。手仕事は年季と継続がモノを言うなあ、と実感すること多しなので、こうして目的を持って作るものが与えられているのはとても幸せなことだと思っています

帰って来ました

2006-06-01 19:46:28 | すいかの芽
2ヶ月ぶりに日本へ帰って来ました。そしてチェンマイへ帰って来ました…って、どちらが適当な表現なんだろう…日本で会ったひとたちに説明するときに、少し困りました 

一時帰国は、ほんの2ヶ月留守だったと思えないくらいに、浦島太郎な気分になることが多かったです。

テレビを見ても、知らないタレントや自称(?)"俳優"がたくさん出ていて「あんた、誰よ?(向こうのセリフ?)」と思うことしばしばだったし、ニュースも前後の関連がわからないので自分の考えをまとめることもできませんでした。
その結果どうなるかというと、思考したり自分から働きかけることを止めて(あるいは諦めて)しまう、のでした。自分が生まれ育った土地でこの有様なのだから、よその国から来て、いきなり異文化に放り込まれたひとは本当に戸惑うことだろうなあ…と、外国人として暮らしているタイよりも、日本でそれを感じたのが興味深かったです。

それと、ものすごく顔が悪い若者(高校生くらいから20代半ば過ぎくらい)を少なからず見かけたことが印象に残っています。顔が悪い、というのはもちろん造作の問題ではなくて、表情がないというか、ありきたりな言い方をすると「何を考えているのかわからない」顔をしているという意味です。よく「目が死んでいる」という言い方をされるけど、それとも少し違う。顔やら挙動に"意志"のようなものが感じられなくて、「この国はどうなっていくのだろう」と真剣に考えさせられました。
なんだか悪いところばかり挙げて、小難しくまとめちゃったりしているのは、たぶん、わたしの今の関心事が"社会のあり方"みたいなところにあるからだと思うのですけれど…。

もちろん、いいこと、楽しいこともたくさんありましたー
なによりも、たくさんの友達に会えたこと 
一緒に買い物したり、お茶飲んだり、ゲラゲラ笑ったり、確実に適量以上のお酒を飲んだり、ほんとうに楽しかったです 
時間を作って会ってくださった方々、ほんとうにどうもありがとう! みなさんにパワーをもらったので、これからここチェンマイで元気に過ごせそうです

 *写真は出発2日ほど前に見かけた、"阪急に買われるらしい阪神"のタクシー 「おおー、関西に帰って来たねー」とワンショット