今日は、知恩院~青蓮院~平安神宮の庭園、それから大徳寺というつもりだった。
知恩院~青蓮院というのは、若い時に、京都に住んでいた時も…これまでも…何度も通った道であり、場所…何故か、京都に行ったら、しょっちゅう、ここを通るなぁ、とさへ感じていた。
だからかもしれない、中に入る事はなかった…自分の日常、身の回りの様な感じがしていたのだ…中に入るまでもないだろう…この前の道、この周辺の感じだけでも大好きだったから。
思い込みと、食わず嫌いは、表裏一体のものだと、つくづく思ったのだが、芥川の、今回の京都散策は、このために、今日の為にあったのかもしれない…。
知恩院が、こんなに凄いところというか、寺だったとは。
まず、体力的にも、ここをきちんと見たら、しばらく、膝が笑う。
最後の庭に続く、戸が順路なのだが、ここを開けたら、そこは墓場なのである…千姫の墓があるとか書いてあったから、まぁ、良いかと。
よせば良いのに、やんごとなき者、3名の墓所だというてっぺんまで、大変な急階段を上った…上に登れば、またなにか、違うものがあるのだろうと…実はなにもなく、ただ、墓があるだけだったのだが、なにが、凄いって、ただ上るだけで、途中で、足に乳酸がたまってくるのである。…ここほど、アスレチックな寺も、滅多にないだろう。
閑話休題。
芥川の「文明のターンテーブル」第二章は、いよいよ、凄いものとなります…芥川賢治とは何者か?…日本人に例えれば、現代の、空海、最澄と、思って頂いて間違いない。
僕は、僕の文章が、第二章、或いは、第三章が、間違いなく、日本を糾すと確信している。
読者の方にとっても、目から鱗(うろこ)が落ちる文章が、死ぬまで続く事になります。
途中で、同時進行で、7年前に、芥川の文体が完成し、使命としての、1冊の本…これは、「文明のターンテーブル」、そのものだったのかもしれません…同時に、脳裏に一瞬にして完成した、2冊の本。
後者の2冊を、同時進行で、書き出す可能性も大いに有り、なのです。
本を読みたい、ほんものの芸術家の文章を読んでみたい、わたしたちの国で、語られるべき、たった一つの本といっても過言ではない様な、本を読んでみたい、とは、誰もが願望していることではないでしょうか?
芥川は、その答えを出すはずです。どうぞ、ご期待下さい。
「まぐまぐ」で、840円です。芥川は、何の遠慮もためらいもなく…芥川の使命だった…言葉を…書き続けますので。