文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

とにかく朝日は権威に胡坐をかいて記者道を外れていった。それこそ中国派の広岡知男(元朝日新聞社長)と

2018年02月04日 15時15分46秒 | 日記

以下は前章の続きである。

高山

朝日は、かつてはいい新聞だったと思いますよ。

長谷川 

どこが良かったんですか。

高山 

産経に入社したのは1965年ですが、その頃、朝日の切抜きをするにしても、いい記事が多かった。

サツ回りのころも朝日の記者とネタをどう処理するか、何段立てるか社会面トップに持っていけるか。

同じネタで競争もした。

勝ったら昼飯とか(笑)。 

向こうがいいところに目をつけるときもあったけれど、こちらはもっといいところに目をつけてだいたい勝っていました(笑)。 

あのころはサツ回りも仲が良かった。

仲が良すぎて、渋谷署三方面では読売の男性記者と朝日の女性記者が記者クラブの仮眠用のベッドで寝ているところが見つかった(笑)。読売のほうは左遷、朝日のほうは無傷で済んだようだけれど。 

そういえば、警視庁のクラブで朝日の記者が賭けマージャンでインチキして何を思ったか包丁で指を詰め、救急車で運ばれたとか(笑)。結構、ユニークな記者が多かった。

長谷川 

確かに仰るとおりですね。

高山 

とにかく朝日は権威に胡坐をかいて記者道を外れていった。

それこそ中国派の広岡知男(元朝日新聞社長)とソ連派の秦正流(元朝日新聞専務取締役)の確執みたいに記者は何をするかも忘れてイデオロギーに突っ走っていった。 

確かにマルキシズムは反日を一番つくりやすいでしょうから。

この稿続く。


朝日の読者のほうは目隠しされてしまっているんです。 

2018年02月04日 15時13分23秒 | 日記

以下は前章の続きである。

切抜きの少ない朝日

長谷川 

私は産経と朝日をとってぃますが、この二紙を比較して読んでみると、たとえば今、日本に対する歴史認識上の侮辱が海外で加えられていても、こういった国際現象は朝日ではまったくわかりません。

ところが、産経を読むと、サンフランシスコで反日の何かあったか、と詳しく出ている。 

朝日の読者のほうは目隠しされてしまっているんです。 

必要があって新聞の切抜きをよくしますが、産経に関しては切るところが多くて困っているんです。

それだけ取っておきたい記事が目立つ。

国際的な関係は特にそうです。 

何ゆえ朝日新聞がメディアの基準にされてしまったのか。

そこがまったくわからないところです。

まさか、野球の甲子園大会を主催しているからなのか(笑)。

それは考えられません。

満洲事変や支那事変、大東亜戦争のとき、朝日は煽りに煽った紙面をつくっていました。 

その時と現在は断絶しているのか、いや、そうではないのか。

この稿続く


地方紙になると、まだ共同通信があるから朝日系列に入っている。

2018年02月04日 15時11分10秒 | 日記

以下は前章の続きである。

長谷川 

学んだわけですね。

高山 

民主党政権以降、ガラッと変わって、大衆は朝日新聞が笛を吹いても踊らなくなった。

もちろん、新聞も朝日新聞もどきをとっくに脱して今は産経・日経・読売に対して朝日・毎日・東京と二分している。

地方紙になると、まだ共同通信があるから朝日系列に入っている。 

60年安保時代を考えれば、新聞業界が朝日の独壇場から二つの勢力に分かれただけでも大した進歩です。

もちろん、SNSやネット情報の勢いもあるんでしょうが。

この稿続く。


この民主党政権によって、朝日、テレビ、評論家の言っていることは、いかにひどいかがよくわかった

2018年02月04日 15時05分13秒 | 日記

以下は前章の続きである。

高山 

米国のメディアはああ見えて、国益についてはホワイトハウスと昔から手を握ってきた。

米西戦争など新聞が戦争を煽り、政府はそれに乗ったふりをしてハワイ、グアム、マニラまで取って、米国の太平洋戦略をほぼ決定づけました。

新聞と政府はいいコンビです。 

対して日本は、先の戦争前から今ほどではないけれど野党的だった。

国益は二の次で、だから日本に不利なワシントン条約に新聞は賛成した。 

それが戦後はGHQの指導もあってどんどんひどくなり、その行きついたところが朝日新聞ご推薦の民主党政権の誕生だったと思います。

日本の悲しいメディアの性があんなひどい政権を生んだ。

鳩山由紀夫も野田佳彦もひどかった。

特に菅直人は最高の反面教師だったでしょう。 

この民主党政権によって、朝日、テレビ、評論家の言っていることは、いかにひどいかがよくわかった。 

日本人は深く学ぶことができたんですよ。

この稿続く。


今も多少あるとすれば、これはメディアとしての自尊心が各紙誌、テレビなどにないとしか思えません。

2018年02月04日 15時01分52秒 | 日記

以下は前章の続きである。

長谷川 

そこがよくわからないところなんです。 

たとえば、アメリカで『ニューヨークタイムズ』や『ワシントンポスト』などがどう書こうが自由ですが、だからといって、アメリカの中西部、あるいは西部のアリゾナのほうまで『ニューヨークタイムズ』式の紙面をつくることは考えられないと思います。 

日本は狭い国だから、朝日で終わってしまうのかどうか。

もし、そういう現象が以前もあり、今も多少あるとすれば、これはメディアとしての自尊心が各紙誌、テレビなどにないとしか思えません。 

朝日といっても、たかが一新聞に過ぎないでしょう。

この稿続く。


辻元清美は森友問題の当事者だから大人しくしているけれど、彼女が売り出したのも予算委で「総理、総理」を

2018年02月04日 14時59分10秒 | 日記

以下は前章の続きである。

野党も同じ穴のムジナ

長谷川 

そういう変な構造があるわけですね。

高山 

後は野党ですね。

予算委員会はテレビ中継がある。

それに取り上げるテーマは何でもいい。

野党の議員はそこが狙い目でいかに首相をやっつけるか困らせるか、それを中継してもらって票につなげたい。

映すNHKは反日、反安倍だから喜んで流す。 

今は少し改まったようですが、野党の持ち時間は与党2に対し、野党は8。

杉田水脈さんが言っていたけれど、野党議員は1人が年間50回くらい出る。 

一方、与党だと2、3回がいいところ。

それで予算委員会は毎回モリ・カケばっかりになってしまった。 

辻元清美は森友問題の当事者だから大人しくしているけれど、彼女が売り出したのも予算委で「総理、総理」を連呼しただけで有名になった。

野党議員は、自分の選挙のために叫びまわっている。

ネタは朝日の反日、反安倍。

そうすれば票に結び付く。

それはテレビも評論家も同じなんですね。

この稿続く。


しかし、テレビ界の朝日新聞盲従の体質は改まらなかった。

2018年02月04日 14時57分01秒 | 日記

以下は前章の続きである。

テレビ局は朝日一辺倒

高山 

朝日が少なくとも60年安保まではメディアの中で突出した存在だった。

あのとき15万の学生デモが国会に突入し、欅美智子が22歳で死んだ。

初の死者で、放っておけば激昂したデモ隊がそれこそ国会占拠、流血革命もあり得る状況だった。

それで朝日新聞の論説主幹の笠信太郎が在京7社を集めて暴カデモに反対する社説を載せさせた。

読売も産経新聞もへいへいと言って従った。 

それで、あれほど狂い立っていたデモは収まった。

世間も従った。

間違いなく朝日は世論を動かしていた。 

その後、毒ガス事件もある、慰安婦強制連行の嘘も出す、ついには珊瑚落書き事件(沖縄県西表島沖で朝日新聞カメラマン・本田嘉郎が珊瑚にKYと落書きし、日本人を貶める記事を添えて掲載した虚報事件)まで起こし、その威光は消えて、朝日もどきだった各新聞も独自色を出し始めました。

しかし、テレビ界の朝日新聞盲従の体質は改まらなかった。

だから、今でもテレビに出る評論家が「日本のエネルギー事情を考えたら、原発は必須だ。原発をどんどん使わないと国力が衰退しますよ」と正論をぶったら、翌日からテレビ会社は呼ばなくなる。 

朝日が手本だから朝日と違うことを言うのはタブーになる。

朝日が原発反対と言えばテレビはそれに倣う。

評論家は明日から呼ばれなくなると困るから、テレビ局の意向を忖度して、朝日新聞どおりに発言しているわけです。

この稿続く。


フジテレビの番組だったのに、そのときの資料は朝日新聞の社説なんです。これはNHKに行っても同じだった。

2018年02月04日 14時54分20秒 | 日記

以下は前章の続きである。

高山 

戦後の思想で「自虐史観」という言葉が使われます。

マッカーサー憲法前文に「政府が再び戦争の災禍をもたらさないように、ウォッチしなければならない」と規定しています。

国とは悪いことばかりする。

権力が再び暴走しないように新聞をはじめメディアがウォッチしろとマッカーサーはくり返し刷り込んだ。 

その権力監視の代表を自負したのが朝日とNHKだった。

つい10年前に船橋洋一が「ジャーナリズム再興」を書いたけれども、そこにも「暴力装置を持った権力」と政府を規定しているわけです。 

つまり、ごく最近までそう朝日新聞は信じてきたのです。

その実態が欧米植民地政策に言う分割統治、日本では国家と国民を離反させる分割統治だったとまだ気が付いていないんですね。

メディアはまだGHQの呪縛に掛かったままです。 

テレビはどうかというと、テレビの報道記者は非常にレベルが低い。

新聞が書くのに従っているだけで、そうか、国は悪い、首相も悪いのか。

それなら映像で彼らを罵り蔑むことが我々テレビの役割だと思い込んでいるわけです。 

昔、テレビのコメンテーターをしたことがあります。

フジテレビの番組だったのに、そのときの資料は朝日新聞の社説なんです。

これはNHKに行っても同じだった。 

TBSでは田原総一朗の番組に出たことがあるんだけど(笑)、観ていると参考にしているのは朝日なんですね。

長谷川 

そうなんですか。

この稿続く。


それから、前川文書とあいまって新聞、テレビ、週刊誌……などが雪崩を打ったように安倍疑惑報道をやり

2018年02月04日 14時50分12秒 | 日記

以下は前章の続きである。

それから、前川文書とあいまって新聞、テレビ、週刊誌……などが雪崩を打ったように安倍疑惑報道をやり出してしまった。

当時の民進党や共産党、識者風、政治評論家風と言われる人たちが乗ってしまった。 

スペインの哲学者のオルテガ・イ・ガセットが『大衆の反逆』という本を書いています。 

彼は20世紀に顕著になってきた大衆社会の危険性を指摘しています。

念頭にあったのは共産主義やナチズムだったろうと思います。 

彼が指摘したことが、今回、日本でも起こったのかと思っていたところ、10月22日の選挙結果を見たら、大衆は微動だにしていなかったのです。 

この現象は果たして何だったのか。

オルテガ・イ・ガセットに先見の明かあったのか、なかったのか。

2017年の日本の現象を見ると、そこがよくわからなくなる。

日本の社会は、一面ものすごく弱いようなところがありつつ、一面強いところもあるのかな、と。

この稿続く。


内心「見たい」と思っていたものが、「見えた」ような錯覚に陥ったんじゃないか。

2018年02月04日 14時47分42秒 | 日記

以下は前章の続きである。

雪崩を打つように

長谷川 

どうやら「総理のご意向」という文言が一カ所であろうと見つかって、「これは!」と一気に盛り上がってしまったんではないかと思います。

内心「見たい」と思っていたものが、「見えた」ような錯覚に陥ったんじゃないか。

仮に歯止めをかける人間がいたとしても、その場の雰囲気の中で一気に押し切られてしまったのではないでしょうか。 

加計学園理事長の加計孝太郎氏は、安倍首相の年来の友人であるということだし、50年以上も事実上禁止をされていた獣医学部が開設される。

これは関連付けられるだろうという頭になってしまっていた。 

「加計氏と安倍首相が何かつながっているような事実関係をとにかく探せ」ということで、複数の人たちが一所懸命取材した事実があるんです。 

「どういうことでもいいから、一緒にいた光景を見たことがないか」などと、必死になって探していたという前提がある。

そこへ「総理のご意向」が含まれている、いわゆる前川文書が出てきたものだから、これだ、とピートアップしてしまった。

高山 

御著の中に唐木英明氏という名前が出てきます。

彼は東大名誉教授で、獣医学部新設を支持していた。

そんな彼に朝日新聞は取材に行っている。

長谷川 

もっぱら安倍晋三-加計孝太郎のつながりを根掘り葉掘り問うだけで、両者の人間関係については知らない唐木氏としては答えようもなく、この朝日記者たちは無駄足を踏んだようです。 

取材に行った人間は優秀な記者だったようですが、「二人が一緒にいるところを見たことがありませんか」といったことばかりを聞いて帰ってしまったようです。 

この稿続く。


こちらが一人で対応したんだけど、佐竹部長は「朝日の記事は正しい」「お前は生意気だ」「産経など叩き

2018年02月04日 14時44分44秒 | 日記

以下は前章の続きである。

高山 

今、仰ったことは、新聞記者を経験した者にはよくわかります。

僕は産経の社会部にいたとき、朝日は、毎日は、読売はどうなのかと、いろいろ話が来るでしょう。

朝日の場合、一番の権限を持っているのが整理部長だと聞かされた。 「これが一面だ」と整理部長が言ったら、ほかの人が何を言おうが構わない。 

産経の場合は、声がデカイほう(笑)。

「これ、一面だぜ」と、社会部部長が吠えれば、それでだいたい決まってしまった(笑)。 

僕が社会部デスクだったときに、例の「これが毒ガス作戦だ」事件がありました。

長谷川 

日本軍が中支の渡河作戦で煙幕をたいた報道写真が見つかった記事のことですよね。

朝日はこれを「中国戦線で毒ガスを使った」ことにしました。

藤原彰一橋大学教授にもインタビューし、「これぞ毒ガス」と書いた。

高山 

そうです。

朝日新聞にその記事が出て間もなく産経新聞社会部の石川水穂記者が、「朝日に載った毒ガス写真はインチキ」という原稿を出してきた。

写真の「毒ガス」はもくもく天に昇っていた。

だいたい最初にドイツ軍が開発した毒ガスイペリットは空気よりやや重い。 

それで地を這い風に乗って仏側塹壕に流れ込んで将兵を皆殺しにした。 

それが空気より軽くて天に昇ったら、飛んでいるカラスしか殺せない。 

石川記者はそれが洞庭湖の南、新艢河での渡河作戦の一場面で「たかれたのは毒ガスでなくて煙幕」だったことも突き止めていた。

で、「朝日がインチキ写真を載せた」という記事が社会面トップを飾った。 

そしたら翌日、朝日の佐竹昭美部長が単身、産経の編集局に殴り込みをかけてきました。 

あの頃の社会部と言えば血気盛んなのも多い。

そこにヤクザまがいになぐりこんでくる。

袋叩きにされてもしょうがない状況ですけれど、産経新聞側はだらしなかった。

というか、やっぱり朝日新聞には威光があったんでしょうね、編集局長も社会部長も真正面からやる気がなくて逃げてしまった。 

こちらが一人で対応したんだけど、佐竹部長は「朝日の記事は正しい」「お前は生意気だ」「産経など叩き潰してやる」と散々毒づいた。

ある意味、いい根性していた。 

それでも結局、朝日の間違い、産経新聞が正しかったと向こうも認めて記事訂正をやりました。 

何を言いたいかというと、朝日新聞というところはネタが本当かどうかはあまり気にしない。

朝日新聞が正しいと思ったら、それでいい。

それほど自信があるから本気で殴り込んで来たのでしょう。 

集団精神病患者群かどうかはともかくオレは正しいと思い込む、それも分別あるはずの部長クラスでそうなんだから、まともに間違いをチェックする能力は全くないみたいですね。

この稿続く。


しかるべき担当のデスクは、「今夜、この記事を突っ込むのはどうなのか」という考えがどうもあったよう

2018年02月04日 14時31分38秒 | 日記

以下は前章の続きである。

殴り込む朝日部長

長谷川 

私もその中に長年いた人間ですが、それでも今回、わかりにくいところがある。

朝日では社内報が年に4回発刊されます。 

201710月に秋号が出たのですが、517日付朝刊の記事が出る直前のやり取りが書かれている。

これを見ると、問題のスクープは17日午前零時を過ぎて記事が突っ込まれているんです。 

当夜は社会部のデスク(次長)、それは取材チームのデスクなのか、その日の当番デスクなのか、そこは不明ですが、しかるべき担当のデスクは、「今夜、この記事を突っ込むのはどうなのか」という考えがどうもあったようです。 

第一線の記者に対してがっちり翌日でも再検討しようという態度を取ったように思われるのですが、「他社に出し抜かれたらどうするのか」式のやり取りが第一線の記者との問で相当あったと思わせるような書き方がされている。

実際、当日の深夜、NHKのニュースでもチラッと流れたんですね。 

結局、担当デスクは踏み切りました。

しかし、そこには社会部長の影もないし、以前の編集局にあたる局の次長の影も何もない。

要するに担当デスクの判断で整理部のほうに出してしまった。 

さらに、総合デスクという立場の人がそれを見て「これはでかく行こう」と。 

このような一連の出来事を、担当デスクは自らの手記で書いているわけです。

そこには自己弁明も多少入っているかもしれない。 

基本的な責任は自分ではなく、扱いの最終判断を下した総合デスクであることを匂わせたかったのかもしれません(笑)。

この稿続く。


たとえば吉田清治に倣って松井やよりが「日本軍は釜山でも朝鮮女性を拉致し軍艦に乗せて性奴隷にした」

2018年02月04日 14時27分02秒 | 日記

以下は前章の続きである。

高山 

もう一つの疑問は、間違いをチェックする気はない。

ある種のムーブメントを起こしてみようと記者もデスクも校閲もそういう使命感を持っているのじゃないか。

つまり明らかな意図があって、朝日新聞は世直しにかけている、悪い安倍を倒す大義の前には少々の疑問があっても構わない。 

東電福島の職員集団脱走の嘘も原発は悪い、だから原発を潰す大義の前には少々の嘘は構わないと思い込んでいる。 

今回の氏岡原稿の掲載もそういう思いがあったのかなと。 

僕自身は、『正論』(二月号)の巻頭コラムで「朝日新聞はソシオパス(反社会的人格障害)じゃないか」と分析してみたんです。

サイコパスは先天的ですが、ソシオパスは後天的な精神病で、「極度のナルシシストで、自分は特別だという意識が強い者」がかかりやすく、「自分と同じ考えのグループにのみ共感や忠誠心を持つ」のがその症状です。 

自分の属する朝日新聞という組織が「日本軍は悪い」と信じていれば、それに沿ったウソ、たとえば吉田清治に倣って松井やよりが「日本軍は釜山でも朝鮮女性を拉致し軍艦に乗せて性奴隷にした」なんてでっち上げても、まったく罪悪感がない。

この分析が当たっているかどうかは別にして、ソシオパス的な徴候が朝日新聞には濃厚にあるんじゃないか。

この稿続く。


なぜ、デスクはそれを感じなかったのか。朝日のチェック機能体制はどうなっているのか。これが一つの疑問です。

2018年02月04日 14時22分32秒 | 日記

以下は前章の続きである。

高山 

念仏踊りやええじゃないか騒動のときも、確かに全国各地に広まっていった。

ところが、日本人は熱しても醒めやすい。

必ず揺りもどす国民性です。

欧州の魔女狩りとかみたいな偏執性はない。 

まして朝鮮半島のように、大統領の首まで取ってみんなで盛り上がっていつまでも醒めない。

そういう取り憑かれたような持続性はないんです。 

今度の朝日新聞の報道の在り方について、二つ疑問がある。 

一つは、繰り返しになりますが間違った原稿はデスクが見て、校閲が見て、当直の記者も見る。

 

ところが氏岡記者あたりが書いた517日付の報道は、長谷川さんも「あれ?」と思ったとあります。

なぜ、デスクはそれを感じなかったのか。

朝日のチェック機能体制はどうなっているのか。

これが一つの疑問です。

長谷川 

やはり、そう思いますか。

この稿続く。


氏岡記者は、もともとそういう思想傾向の人なんですね。

2018年02月04日 14時19分35秒 | 日記

以下は前章の続きである。

二つの疑問

高山 

氏岡記者は、もともとそういう思想傾向の人なんですね。

長谷川 

今回の加計学園報道も、最初から「反安倍に格好の題材」という大前提があったようです。

問題の2017517日付の朝日朝刊を何度も何度も読みましたが、「安倍首相はけしからん、よこしまな介入を関係省にして、本来の行政を歪めた」ということを多少とも裏付ける事実は、まったく書かれていない。 

そんな記事なのに途方もなく大きな扱いだったので、あそこから加計騒動が始まったわけですが、大騒動になって、週刊誌、テレビ番組、当時の民進党と日本共産党が横並びで一斉に安倍攻撃を始めてしまった。 

この現象を「付和雷同」と言えばそれまでですが、「一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ」=一人がでたらめなことを言い出すと、世間の多くの人々は、それを真実として次から次へと言い広めて騒ぎ出す=を地で行くような光景が現れてしまった。 

この現象は一体何なのでしょうか。

日本の社会の弱さなのでしょうか。

不思議な現象だと言わざるを得ない。

この稿続く。