文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

では、日本は戦うだろうか?そうかもしれない。日本の政治の世界では宥和政策を好む有権者がいる。しかし、そうでない層もある

2019年07月11日 10時22分25秒 | 日記

以下は前章の続きである

日本存続に関わる危機 

日本の自衛隊や民間の指導者たちは東シナ海に問題があることはわかりながらも、対応は遅きに失している。

最近の南西諸島の防御を固めようという動きは、その手始めに過ぎない。 

尖閣諸島はコメンテーターたちがしばしば言うような「いくつかの岩」という以上の存在といえる。

仮に中国が尖閣諸島や東シナ海を支配したら、日本と東南アジア諸国との交流や貿易、さらには中東や欧州との交流や貿易をも断ち切られることになってしまう。

これは日本の存続に関わる危機である。 

これを交渉によって解決することはできないだろうか。心理的には難しい。というのも、一方が相手よりも下位にあることを認めることになるからだ。

日本側は領土のいくつかを諦めなければならないだろうし、中国側は彼らの主張が無効である、あるいは中国政府が押し切るだけの強さがないことを認めることになる。 

では、日本は戦うだろうか?そうかもしれない。日本の政治の世界では宥和政策を好む有権者がいる。しかし、そうでない層もある。

世論は中国に対しておおむね悪感情を持っているようだ。

朝日新聞でさえ、あらゆる点で中国をなだめようとしているのに、中国が尖閣を奪取することを認めることには消極的にみえる。 

日本政府が決着をつけようとすれば、世論は中国の侵攻に軍事的手段で対抗することを支持するだろう。

いまでも、自衛隊が南西諸島を守ろうとする動きを強めていることについて、世論の支持を得ているようだ。

少なくともほとんど反対の声はおきていない。

この稿続く。


世論は中国に対しておおむね悪感情を持っているようだ。

2019年07月11日 10時21分58秒 | 日記

以下は前章の続きである

日本存続に関わる危機 

日本の自衛隊や民間の指導者たちは東シナ海に問題があることはわかりながらも、対応は遅きに失している。

最近の南西諸島の防御を固めようという動きは、その手始めに過ぎない。 

尖閣諸島はコメンテーターたちがしばしば言うような「いくつかの岩」という以上の存在といえる。

仮に中国が尖閣諸島や東シナ海を支配したら、日本と東南アジア諸国との交流や貿易、さらには中東や欧州との交流や貿易をも断ち切られることになってしまう。

これは日本の存続に関わる危機である。 

これを交渉によって解決することはできないだろうか。心理的には難しい。というのも、一方が相手よりも下位にあることを認めることになるからだ。

日本側は領土のいくつかを諦めなければならないだろうし、中国側は彼らの主張が無効である、あるいは中国政府が押し切るだけの強さがないことを認めることになる。 

では、日本は戦うだろうか?そうかもしれない。日本の政治の世界では宥和政策を好む有権者がいる。しかし、そうでない層もある。

世論は中国に対しておおむね悪感情を持っているようだ。

朝日新聞でさえ、あらゆる点で中国をなだめようとしているのに、中国が尖閣を奪取することを認めることには消極的にみえる。 

日本政府が決着をつけようとすれば、世論は中国の侵攻に軍事的手段で対抗することを支持するだろう。

いまでも、自衛隊が南西諸島を守ろうとする動きを強めていることについて、世論の支持を得ているようだ。

少なくともほとんど反対の声はおきていない。

この稿続く。


朝日新聞でさえ、あらゆる点で中国をなだめようとしているのに、中国が尖閣を奪取することを認めることには消極的にみえる

2019年07月11日 10時21分06秒 | 日記

以下は前章の続きである

日本存続に関わる危機 

日本の自衛隊や民間の指導者たちは東シナ海に問題があることはわかりながらも、対応は遅きに失している。

最近の南西諸島の防御を固めようという動きは、その手始めに過ぎない。 

尖閣諸島はコメンテーターたちがしばしば言うような「いくつかの岩」という以上の存在といえる。

仮に中国が尖閣諸島や東シナ海を支配したら、日本と東南アジア諸国との交流や貿易、さらには中東や欧州との交流や貿易をも断ち切られることになってしまう。

これは日本の存続に関わる危機である。 

これを交渉によって解決することはできないだろうか。心理的には難しい。というのも、一方が相手よりも下位にあることを認めることになるからだ。

日本側は領土のいくつかを諦めなければならないだろうし、中国側は彼らの主張が無効である、あるいは中国政府が押し切るだけの強さがないことを認めることになる。 

では、日本は戦うだろうか?そうかもしれない。日本の政治の世界では宥和政策を好む有権者がいる。しかし、そうでない層もある。

世論は中国に対しておおむね悪感情を持っているようだ。

朝日新聞でさえ、あらゆる点で中国をなだめようとしているのに、中国が尖閣を奪取することを認めることには消極的にみえる。 

日本政府が決着をつけようとすれば、世論は中国の侵攻に軍事的手段で対抗することを支持するだろう。

いまでも、自衛隊が南西諸島を守ろうとする動きを強めていることについて、世論の支持を得ているようだ。

少なくともほとんど反対の声はおきていない。

この稿続く。


日本政府が決着をつけようとすれば、世論は中国の侵攻に軍事的手段で対抗することを支持するだろう

2019年07月11日 10時20分44秒 | 日記

以下は前章の続きである

日本存続に関わる危機 

日本の自衛隊や民間の指導者たちは東シナ海に問題があることはわかりながらも、対応は遅きに失している。

最近の南西諸島の防御を固めようという動きは、その手始めに過ぎない。 

尖閣諸島はコメンテーターたちがしばしば言うような「いくつかの岩」という以上の存在といえる。

仮に中国が尖閣諸島や東シナ海を支配したら、日本と東南アジア諸国との交流や貿易、さらには中東や欧州との交流や貿易をも断ち切られることになってしまう。

これは日本の存続に関わる危機である。 

これを交渉によって解決することはできないだろうか。心理的には難しい。というのも、一方が相手よりも下位にあることを認めることになるからだ。

日本側は領土のいくつかを諦めなければならないだろうし、中国側は彼らの主張が無効である、あるいは中国政府が押し切るだけの強さがないことを認めることになる。 

では、日本は戦うだろうか?そうかもしれない。日本の政治の世界では宥和政策を好む有権者がいる。しかし、そうでない層もある。

世論は中国に対しておおむね悪感情を持っているようだ。

朝日新聞でさえ、あらゆる点で中国をなだめようとしているのに、中国が尖閣を奪取することを認めることには消極的にみえる。 

日本政府が決着をつけようとすれば、世論は中国の侵攻に軍事的手段で対抗することを支持するだろう。

いまでも、自衛隊が南西諸島を守ろうとする動きを強めていることについて、世論の支持を得ているようだ。

少なくともほとんど反対の声はおきていない。

この稿続く。


もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

2019年07月11日 10時20分13秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。だが、そのことは問題でない。でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは

2019年07月11日 10時19分52秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

2019年07月11日 10時19分31秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

2019年07月11日 10時19分07秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。それだけではない。 

2019年07月11日 10時18分39秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

2019年07月11日 10時18分17秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

2019年07月11日 10時17分52秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、

2019年07月11日 10時17分32秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

2019年07月11日 10時17分00秒 | 日記

以下は前章の続きである

試されるアメリカ 

もちろん、中国の東シナ海や尖閣に対する主張は利己的であり日和見主義的でもある。

中国は尖閣問題を2009年になって取り上げた。 

だが、そのことは問題でない。

でっちあげの領土の主張に精力をつぎ込むことは、独裁的な政権が民衆の支持を得るためにとる伝統的な策略であり、それにより国内問題から目をそらそうとしている。 

東シナ海でおきている出来事はまた、米国が信頼に足る永続的な同盟国であるかを試している。 

米国は日米安全保障条約に沿って、日本を守るか、あるいはそうしないか。

守らない、そしてその同盟国が強大な敵に一国で立ち向かわなくてはならない場合、米国が結んだ条約への関与に対する疑念が世界的に生じ、そのことを味方、敵ともに認識することになる。 

それだけではない。 

中国が東シナ海で争う余地のない支配権を獲得したら、台湾は米国や日本の多大な力を失い絶望的になる。

仮に台湾が「陥落」したら、「戦略上の要衝」である台湾を失うことで、米国のアジアにおける地位は崩壊する。 

重要なことは、台湾はもはや中国の共産党政権にとって、その存在に関わるような脅威ではなくなってしまうということだ。

活気に満ちた民主主義と、「中国人民は厳しい監視下でのみ支配可能だ」という共産党政権の主張を非難する、そして合意によって成り立つ台湾の政権は、中国にとって今は脅威といえるが。

この稿続く。


日本はさらに多くの防衛費を使う必要に迫られる。その時まで日本はすでに保有しているかなりの人的物的資源でまかなっていける

2019年07月11日 10時16分31秒 | 日記

以下は前章の続きである

大いなる試練 

東シナ海は日本にとっても大いなる試練となる。

それは米国にとっても同様だ。

日本はさらに多くの防衛費を使う必要に迫られる。

その時まで日本はすでに保有しているかなりの人的物的資源でまかなっていける。 

この目的に向け、南西諸島と束シナ海の日本の領土を守るために恒常的な「統合任務部隊」(JTF)を設立するだろう。

各自衛隊はそれぞれ限られた能力を超えて、協力することが求められる(現在の「統合任務部隊」は自衛隊法に基づき、特定の任務を達成するため、特別の部隊を編成することを指す。これらの部隊は陸・海・空の3自衛隊の部隊のいずれか2以上からなるものをいう)。 日本だけでは中国の攻勢に切羽詰まることになるだろう。

そのため、日本と米軍は東シナ海-南西諸島防衛で、完全に統合する必要がある。

まず、監視活動、訓練、共同運用、そして南西諸島やその周辺地域での駐屯を共に行うことから始めるべきだ。

「統合任務部隊」は日米間で完全に連結、集約した姿を示す必要がある。

司令部は、第3海兵遠征軍司令部が置かれている沖縄県内の米軍キャンプ・コートニー(うるま市)がふさわしい。 

この軍事的な努力とともに、米国政府は中国政府に対し、日本に対する攻勢、あるいは。浸透”戦略は米国を引き出すことになるとひそかに伝えるべきだ。 

(北朝鮮の朝鮮労働党委員長)金正恩が新聞の見出しを飾る中で、より大きな問題が東シナ海にやってくる。

日本と米国はこれを見落とすべきでなく、時間を無駄にする余裕はない。 

努力とそしてわずかな幸運があれば、中国を引き下がらせることはできる。


特定の任務を達成するため、特別の部隊を編成することを指す。これらの部隊は陸・海・空の3自衛隊の部隊のいずれか2以上からなるものをいう

2019年07月11日 10時16分07秒 | 日記

以下は前章の続きである

大いなる試練 

東シナ海は日本にとっても大いなる試練となる。

それは米国にとっても同様だ。

日本はさらに多くの防衛費を使う必要に迫られる。

その時まで日本はすでに保有しているかなりの人的物的資源でまかなっていける。 

この目的に向け、南西諸島と東シナ海の日本の領土を守るために恒常的な「統合任務部隊」(JTF)を設立するだろう。

各自衛隊はそれぞれ限られた能力を超えて、協力することが求められる(現在の「統合任務部隊」は自衛隊法に基づき、特定の任務を達成するため、特別の部隊を編成することを指す。これらの部隊は陸・海・空の3自衛隊の部隊のいずれか2以上からなるものをいう)。 

日本だけでは中国の攻勢に切羽詰まることになるだろう。

そのため、日本と米軍は東シナ海-南西諸島防衛で、完全に統合する必要がある。

まず、監視活動、訓練、共同運用、そして南西諸島やその周辺地域での駐屯を共に行うことから始めるべきだ。

「統合任務部隊」は日米間で完全に連結、集約した姿を示す必要がある。

司令部は、第3海兵遠征軍司令部が置かれている沖縄県内の米軍キャンプ・コートニー(うるま市)がふさわしい。 

この軍事的な努力とともに、米国政府は中国政府に対し、日本に対する攻勢、あるいは。浸透”戦略は米国を引き出すことになるとひそかに伝えるべきだ。 

(北朝鮮の朝鮮労働党委員長)金正恩が新聞の見出しを飾る中で、より大きな問題が東シナ海にやってくる。

日本と米国はこれを見落とすべきでなく、時間を無駄にする余裕はない。 

努力とそしてわずかな幸運があれば、中国を引き下がらせることはできる。