日本を弱い国のままにしておくことを目的としており、同じ理由で米国が行った制裁措置のメインマストが憲法9条ですよ
2018年01月05日
以下は前章の続きである。
ケント
それは占領下で行われた洗脳政策、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の結果です。
戦争への罪悪感を日本人に植え付けるために行われました。
日本を弱い国のままにしておくことを目的としており、同じ理由で米国が行った制裁措置のメインマストが憲法9条ですよ。
ところが朝鮮戦争が勃発して、米国は日本を強い同盟国にする必要に迫られた。
米国は憲法9条が問違いだったということをすでに1950年代に認めています。
今も憲法9条を早く改正して、日本のことは日本でなんとかしてくれというのが本音でしょう。
櫻井
ところが日本は国防を米国に頼りきり、経済のことしか考えてきませんでした。
吉田茂氏が首相になった時、腹心の辰巳栄一元陸軍中将が憲法を改正して軍隊を持つべきだと進言しましたが、吉田首相は耳を貸さなかった。
しかし、首相を辞めた後に辰巳の助言が正しかった、自分が間違っていたと振りかえっているんです。
ケント
首相でいる間に気づいて欲しかったですね。
この稿続く。
2024/10/13 in Umeda