今日5月5日は“こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する”という『こどもの日』として祝日になっています。
しかし元々この日は『端午(たんご)の節句』の日として知られていました。
端午とは“はじめの午の日”の意味で、中国の“5月はじめの午の日に邪気を祓う”という風習から来たものです。よもぎや菖蒲で厄除けをしますが、菖蒲が“尚武”と通じることから男の子が強く健やかに育つように祈る日となりました。この時期、菖蒲の葉がお店で売られているのでご存知の方もいるかもしれません。
菖蒲。夏5月の季語にもなっています
今日は暦の上では立夏の日でもあり、古くはこの日に衣替えを行っていました。
とは言え裏腹に今日は時々雨も降り、少し肌寒い一日になりました。季節の変わり目ということでしょうか、皆様も体調には十分お気を付けてお過ごし下さい。