大木を切ったり、井戸や池を埋め立てたり…自然に大きく手を加えるような時は、昔から神様にその奉告をするのが習いでした。
それが神社の境内であっても、木には木の、池には水の神様がいますから同じように奉告祭を行います。今日は当社の兼務社でもある相模原市南区新戸鎮座の諏訪神社にて木の伐採の奉告、『伐木祭』を行いました。
諏訪神社正面。鳥居左の木を切ることになりました
根本に散る切麻がお祓いした標です
切るのは鳥居横の楠なのですが、成長して根本の石垣を傾けつつあるので、協議の結果伐採することになったとの事。
特に神社の木はできるだけ残したいものですが、参拝の方の安全に関わる事では仕方がありません。諏訪神社氏子崇敬者の皆様の御多幸を祈りつつ、神事の奉仕をさせていただきました。