今日はゴールデンウィークの最終日。
大安という事もあって午前中はお宮参りの御祈願が多数ありました。
本日は男の子よりも女の子の赤ちゃんが多く、昨日が端午に節句だったからかもしれません。
お宮参りの時には氏子もしくは崇敬者としてお父さんお母さんが氏神様に赤ちゃんが生まれた事の奉告と成長を祈願するものですが、赤ちゃんが元気に成長する言葉として祝詞では子供の成長を表すものとして『若竹』を用います。
筍は、やっと土から顔を出すとグングン伸びて天を見上げるぐらいの成長を見せます。
竹の赤ちゃん
筍からほんの一カ月過ぎるともうこんなに大きく成長するんです。
生まれたばかりの子供も夢を追いかけて大きく成長できるよう温かく見守りたいですよね。
親族や地域の人々にも見守ってもらいながら成長できる環境を昔のようにぜひ作ってあげたい。
生まれたときの環境は様々あれども生まれてきた子供たちが等しく同じように夢を追いかけることのできるそんな世の中になればと思います。
日本の人口の18歳未満が占める割合が12パーセント余り。戦後33年連続で減少しているとのこと。
子供が少なくなってきているのに、生まれてくる子供達の環境は悪化するばかり。
若竹が、青空に向けてどんどん成長できるそんな世の中になってくれることを切に願います。
生まれてきた子供たちに先ずは有難うね。