この御正月は厄年の厄除祈願をはじめ一年で最も多くの御祈祷を受け付ける時期ですが、お名前の確認には特に気を付けています。
お名前は祝詞で読み上げをするほか、御祈祷後にお渡しする御神札にも墨書でお入れしています。 「季」と「李」のような似た字にも注意が必要ですが、時々分からなくなるのが旧字・異体字の類です。
上の表は受付で使っているものの一部ですが、「斉藤」や「渡辺」などは本当はもっと数十という表記の種類があるようですね。
漢字は面白いもので、線や点が一本はいるだけで意味まで変わる字がざらにあります。 中には“どの書き方でも良いよ”と言ってこだわらない方もいますが、やはり人のお名前は間違えたくありません。
もう三が日の様に受付が込み合う事はなさそうですが、取り違いの無いよう進めて参りたいと思います。