小満
2021年05月21日 | 暦
今日までの一週間、雨が降ったり止んだりと落ち着かない空模様です。
洗濯物が乾かなくて困りますね。
さて、暦のうえでは『立夏』が過ぎ今日から『小満』に入りました。
この『小満』は万物が成長、実をつけ始め、陽気盛んとなり満つるという意味があるそうです。
小満の季語に『麦秋』があります。
何故この時期に秋?と思う方がほとんどだと思います。私もその一人でした。
調べてみると、、、
麦は冬に種を蒔いて年を越し、この頃から収穫が始まります。
初夏なのに『秋』がつくのは、稲の収穫に秋になぞらえているからだそうです。
日本人にとって麦は生活の重要な役割を担っていたので、麦秋以外にも麦に関する様々な季語があります。
『麦蒔』は麦の種蒔きとして冬の季語、『麦踏』は若葉が麦が強く育つように芽や根を踏む春の季語、、、等麦に関する季語は様々ございます。
まだ、神奈川県は梅雨入りはしておりませんが、梅雨入りするのももう時期かもしれません。