すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃんズ  デイ

2009-07-20 08:42:33 | うちのキヨちゃん
 昨日はキヨちゃんと買い物に出かけた。盆灯篭、初盆、一周忌・・・とこれから準備の必要なことがたくさんある。昨日は差しあたって盆灯篭までに車でないと買えない重たいものの買い出し。
 カートを押しながらメモを見て
 「醤油・みりん・油」
とキヨちゃんの指示が飛ぶ。自分でカートを押しているのだから探せよ・・・と思いつつ、あちこち探す。しかも実は欲しいものが上記のように同じような物の順には来ないのだ。しかも、言っておきながらキヨちゃん自身も縦横無尽に動くので、ゲットしたものをカートに入れるのは大変だった。
 それから自宅では網戸の掃除。普段からキヨちゃんが掃除はまめにしているのだが、手の届かない所があるのだ。たいしてはかどらなかったが、少しずつするしかない。
 夜キヨちゃんは今仏間の隣で寝ている。父が死んでからずっと仏間でいて、少し落ち着いてから隣に移ったのだが、夫婦の部屋にはやはり戻れない。網戸にしていればいいのだが、夜間戸をあけるわけにもいかず、エアコンのない部屋はうだるようになる。父の部屋にいけば快適なのは分かっているが、どうしてもだめらしい。
 そこで昨夜は私の狭い部屋に布団を並べた。6畳一間にベッド・タンス・ワードローブ・本棚・パソコン・テレビ・鏡台・・・。キヨちゃんが布団を敷いたら、足の踏み場もない。
 くろべえが散歩から戻って、キヨちゃんに戸惑う。私の布団は平気で踏むくせに、キヨちゃんには遠慮があるのか間を縫って歩いた。それでも私とキヨちゃんの間に陣取って眠った。
 夜間は相変わらずリュウのくんくん・ワンワンにやられる。調子良くなっていたのだが、あまり鳴き方がせっぱつまっているので散歩に行くと、少し便がゆるかった。朝方は居間に入れてやると、私とキヨちゃんとくろべえが寝ているのにリュウも不思議に思ったのか、そっとおもちゃなどを私の部屋の入口に運んで、静観していた。
 キヨちゃんは時々寝苦しそうにしたものの、しっかり熟睡。そのくせ
 「リュウはゆうべうるさかったなあ。母ちゃんひとっつも寝れなんだ。」
と言っていた。昨夜はリュウは大人しいほうだったのだけどなあ・・・。

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コメント (3)
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