今朝は朝から畑の草取りをしていた。段取りでは上の畑の残りの草をやっつけて、もう一カ所もやってしまおうと思っていた。
ところが思った以上に草が頑固なのと、思った以上に気温が高く、すぐに息が上がってしまう。これはこのまま続けるべきでは無いな・・・と早々に諦めて、屋上の掃除に取り掛かった。ここも暑いには違いないが、高圧洗浄機での作業なので水を使う分幾分涼しい。
11時頃まで作業してシャワーを浴びてふと携帯の着信に気づく。2時間も前で丁度作業の真っ最中だった時間だ。電話をくれたのはこの前犬神様の神社に一緒に行ったおじさんで、
「隣町まで出掛けたい。」
と言う内容だった。
おじさんはまだ運転が出来るので、かかりつけ医も隣町ということもあり、その辺りまではまだ運転していた。流石に眼科は止めた方がいいので私がフォローすると約束しているが、普段の買い物などは病院と一緒で自分で行く人だった。
おそらく・・・。この前おじさんより若い親戚の人が亡くなったので、そのことでまだショックを引きずっているのか、あの日から急に元気がなくなった気がする。隣町への買い物に運転を頼むなんて、おじさんの凹み方が心配だった。
とりあえず大急ぎでシチューと菓子パンを作り、それを持参したうえで迎えに行った。
用事と言うのは殺鼠剤を買いたいという事だったので(ネズミからジャガイモを守るため)、とりあえず安くて何でもそろうタイプの店に同行した。そこで殺鼠剤とネズミホイホイを籠に入れると、他は特にない様子。
「小太郎君に何かいる?」
と聞くと、
「おお、おやつ買うわ。」
と闘病中の愛犬の為におやつを少し買った。セルフレジがややこしそうだったので、私が代わって清算する。
次にスーパーにも寄って欲しいと言うのでそちらに回る。しかし、マカロニサラダらしき小さい総菜のパックを2個入れたなり、ぐるぐる回っているが一向に買い物は進まなかった。ちょっと心配になる。
その内、お寿司のコーナーでお礼にと何か選んでくれていた。
「寿司でええか?」
「おっちゃん、そんなんせんでええけん。この前もビールもろうたし。」
と遠慮したが、
「ほんでも何か買うわ。寿司でええか?」
とおじさん。
あんまり断るのも何なので甘えることにしたが、うちの家族の分と自宅の分と隣の親戚の分とと数えながら入れているが数が合わない。帰りに渡してくれる時に、
「おっちゃん、うちの母さんご飯ちょっとしか食べれんけん、うちはくりりんのと2個貰うわ。」
と数を合わせた。
「この頃な、何を買ったらええのか、買い物に行っても分からんのじゃ。」
とおじさんは寂しそうに言った。
少し心配になってきたので、帰ってから娘さんに状況を報告。多分、ショックから立ち直ってないだけだとは思うけれど…。
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ところが思った以上に草が頑固なのと、思った以上に気温が高く、すぐに息が上がってしまう。これはこのまま続けるべきでは無いな・・・と早々に諦めて、屋上の掃除に取り掛かった。ここも暑いには違いないが、高圧洗浄機での作業なので水を使う分幾分涼しい。
11時頃まで作業してシャワーを浴びてふと携帯の着信に気づく。2時間も前で丁度作業の真っ最中だった時間だ。電話をくれたのはこの前犬神様の神社に一緒に行ったおじさんで、
「隣町まで出掛けたい。」
と言う内容だった。
おじさんはまだ運転が出来るので、かかりつけ医も隣町ということもあり、その辺りまではまだ運転していた。流石に眼科は止めた方がいいので私がフォローすると約束しているが、普段の買い物などは病院と一緒で自分で行く人だった。
おそらく・・・。この前おじさんより若い親戚の人が亡くなったので、そのことでまだショックを引きずっているのか、あの日から急に元気がなくなった気がする。隣町への買い物に運転を頼むなんて、おじさんの凹み方が心配だった。
とりあえず大急ぎでシチューと菓子パンを作り、それを持参したうえで迎えに行った。
用事と言うのは殺鼠剤を買いたいという事だったので(ネズミからジャガイモを守るため)、とりあえず安くて何でもそろうタイプの店に同行した。そこで殺鼠剤とネズミホイホイを籠に入れると、他は特にない様子。
「小太郎君に何かいる?」
と聞くと、
「おお、おやつ買うわ。」
と闘病中の愛犬の為におやつを少し買った。セルフレジがややこしそうだったので、私が代わって清算する。
次にスーパーにも寄って欲しいと言うのでそちらに回る。しかし、マカロニサラダらしき小さい総菜のパックを2個入れたなり、ぐるぐる回っているが一向に買い物は進まなかった。ちょっと心配になる。
その内、お寿司のコーナーでお礼にと何か選んでくれていた。
「寿司でええか?」
「おっちゃん、そんなんせんでええけん。この前もビールもろうたし。」
と遠慮したが、
「ほんでも何か買うわ。寿司でええか?」
とおじさん。
あんまり断るのも何なので甘えることにしたが、うちの家族の分と自宅の分と隣の親戚の分とと数えながら入れているが数が合わない。帰りに渡してくれる時に、
「おっちゃん、うちの母さんご飯ちょっとしか食べれんけん、うちはくりりんのと2個貰うわ。」
と数を合わせた。
「この頃な、何を買ったらええのか、買い物に行っても分からんのじゃ。」
とおじさんは寂しそうに言った。
少し心配になってきたので、帰ってから娘さんに状況を報告。多分、ショックから立ち直ってないだけだとは思うけれど…。
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