一昨日、夕飯後家族でまったりとテレビを見ていたら、お姉ちゃんから着信。携帯の調子が悪いのか、取ろうとしたらうまく取れず、掛けなおすと話し中になっていた。掛けたばかりで話し中という事は、何かしら急いで私以外にも連絡をしているという事で、少し不安になった。
そうしていると、話し中に掛けていたであろう親戚から電話。
「おっちゃんが、よう無かった(亡くなった)んじゃって・・・。」
「え?!」
にわかには信じられなかった。おじさんは確かに入院中だし、決して状態がいいわけではなかったが、落ち着いて転院したばかりだ。まだ5日目じゃないか。前日までお姉ちゃんは泊りがけで出張にも出ていたくらいだし、本当に急変だったという事だ。 あまりに急すぎて、意識のあるうちに会うことは叶わなかったらしい。
実感の沸かないまま、昨日の夜家族でお通夜に行った。おじさんの顔を見てキヨちゃんは、
「何でキヨ姉より先に逝くんぞ!」
と慟哭した。
おじさんはとても穏やかな綺麗なお顔をしていた。それがせめてもの慰めだった。
私の事を親戚で話題にしていたようで、今日の告別式では会う人ごとに、
「色々ありがとう。小太郎まで・・・。」
と言われた。
そう、小太郎君には、
「お父さん、お母さんの悪い物は全部持って行ってあげないかんよ。」
と看取る時に声かけていたのだが、寂しかったのかおじさんそのものを連れて行ってしまった。
ただ、おばさんの認知症でいざこざが増えていたりしたが、おばさんの中で悪い思い出は消えている。
「お父さんとは喧嘩したことが無い。」
と言い、
「今までお疲れ様でした。」
と静かにおじさんの死を受け入れ、取り乱しもせず、優しく見送ることが出来ていた。
もしかしたら、嫌な思い出は小太郎君が持って行ってくれたのかもしれない。おじさんにはもっと元気に長生きしてほしかったけど、綺麗なお顔を観ていると、楽になったのかな・・・とも思った。
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そうしていると、話し中に掛けていたであろう親戚から電話。
「おっちゃんが、よう無かった(亡くなった)んじゃって・・・。」
「え?!」
にわかには信じられなかった。おじさんは確かに入院中だし、決して状態がいいわけではなかったが、落ち着いて転院したばかりだ。まだ5日目じゃないか。前日までお姉ちゃんは泊りがけで出張にも出ていたくらいだし、本当に急変だったという事だ。 あまりに急すぎて、意識のあるうちに会うことは叶わなかったらしい。
実感の沸かないまま、昨日の夜家族でお通夜に行った。おじさんの顔を見てキヨちゃんは、
「何でキヨ姉より先に逝くんぞ!」
と慟哭した。
おじさんはとても穏やかな綺麗なお顔をしていた。それがせめてもの慰めだった。
私の事を親戚で話題にしていたようで、今日の告別式では会う人ごとに、
「色々ありがとう。小太郎まで・・・。」
と言われた。
そう、小太郎君には、
「お父さん、お母さんの悪い物は全部持って行ってあげないかんよ。」
と看取る時に声かけていたのだが、寂しかったのかおじさんそのものを連れて行ってしまった。
ただ、おばさんの認知症でいざこざが増えていたりしたが、おばさんの中で悪い思い出は消えている。
「お父さんとは喧嘩したことが無い。」
と言い、
「今までお疲れ様でした。」
と静かにおじさんの死を受け入れ、取り乱しもせず、優しく見送ることが出来ていた。
もしかしたら、嫌な思い出は小太郎君が持って行ってくれたのかもしれない。おじさんにはもっと元気に長生きしてほしかったけど、綺麗なお顔を観ていると、楽になったのかな・・・とも思った。
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