やる気スイッチ入ったキヨちゃんと小太郎君とマイペースなお嬢たまちゃん。

　一昨日花を植えてやる気スイッチの入ったキヨちゃん。昨日は一緒に里芋掘りをした。

　　　　　

　この里芋と同僚程度のすごく小さい里芋もあって、キヨちゃんは捨ててしまおうと思っていたのだが、去年もそうしたように私は勿体ないので捨てないように頼んだ。

　　　　　

　里芋を掘ると言っても、当然鍬を使うのは私で、キヨちゃんには掘った芋の泥を落としながら種芋に残すものと食べるものとに選別してもらった。夕方からだったので、掘るのが精一杯でそれ以上の事は出来なかった。
　さて、今朝も５時に小太郎君の元へ。最近食欲もあり、ご飯の時は早く早くと言うように待っている。ウンチ君のタイミングも合ってきており、朝夕歩く距離も少し増え、ウンチ君の形状も良くなってきている。
　そして「番犬」の頃を思い出しつつあるのか、吠えはしないが知らない人が周辺に来ると様子を見るように出てくるようになった。
　今日は里芋を洗って蒸して調理することと冷凍保存することをしたかったのだが、やる気スイッチの入ったキヨちゃんが、
　「今日は畑の草や苔を取らないかん。里芋掘った後を打って、白菜を植える段取りせないかん。」
と息巻いていた。たった４本だが白菜は植えたよと言っても聞いていない。キヨちゃんはもっと沢山作りたいのだ。ただ、去年も沢山作って白菜は見事に出来たが、漬物を作る途中で忘れて、すべて腐って廃棄したのだ。だから、沢山はいらない。
　それでも夕方キヨちゃんがもし畑に行くなら、それまでにある程度草などをやっておかないと、とんでもなく時間がかかると思い、とりあえず草取りだけ頑張って、それから里芋洗いにかかった。
　里芋を洗っている間（山の湧き水で洗うのだが、そこが小太郎君をつないでいる所の傍）、小太郎君は食べ物と思っているのか他の事を考えているのか、じっと私の背中の傍で作業を見ていた。なので、途中で手を止めておやつにした。
　洗い終わったのは１１時を回っていて、キヨちゃんとお昼にしたが、途中小太郎君のSOSのクンクン鳴き。行ってみると目が良く見えていないので方向を見誤ったのか、犬小屋と壁の間に入って行き止まりで戸惑っていた。
　午後は居間に新しいテレビが来た。居間のテレビは１０年以上前の物だが、テレビそのものは十分機能している。ただ、音が出なくなったのだ。と言うか、出たり出なかったりキーンと金属音がしたりで、その度にオンオフを繰り返したりしていたのだ。修理してもすでに部品が無いくらいの商品だろうから、新調することにした。ただし４Kなどのいい物は入っていないシンプルなものだ。
　お昼ご飯の後電気屋さんが来るまで小さい里芋を蒸してキヨちゃんと一緒に皮を剥いていたのだが、それを団子にして油で揚げた。実に蒸した正味1.8キロあった。

　　　　　

これはきのこ餡でいただくのだが、おやつにキヨちゃんに塩で出したらこれも好評だった。
　夕飯の準備の途中で小太郎君の最速のキュンキュン。お腹が空いたのか？と思ったが、落ち着かないのでもしかして散歩？とリードを替えると、そそくさとお散歩に。今日はコースを変えてみると、こんな段差も登れた。

　　　　　

　ただ、あんなに食欲があるのに、食べる量が増えたから少し安いフードにしたら、残してしまった彼・・・。違いの分かる男である。
　キヨちゃんはと言うと、夕方のドラマに見入っていたためか畑に上がることを言いださなかったので、そっとしておいた。
　やる気スイッチだらけの我が家。考えてみればたまちゃん以外は年寄りではないか。そしてたまちゃんは気ままなお嬢様である。

　　　　　


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