すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

調子いいのか悪いのか?

2024-10-13 22:24:23 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんのやる気スイッチが入って3日目。今日は朝から畑に上がった。里芋の種芋を埋め戻す(保存する)ことと、周辺の草取り、および草刈り。つまりは、掘ったり刈ったり運んだりは私の仕事なわけだが、キヨちゃんも細々と草取りをしてくれた。ただ、やり始めると止めようとしないのが困る。途中水分補給して、11時前には強制的に中断した。
 お昼ご飯の後、キヨちゃんは少し仮眠。14時には畑に上がると言うので、私は半時間早めに上がって草刈りを始めた。畑までの行程は見守っていないと危なっかしいので、様子を見ながら対応。台所仕事やご近所に行く用事もあったので15時半には作業をやめようとしたのだが、日が陰ってきたのでキヨちゃんは止めようとしない。
 「心配ない。ぼつぼつ一人で出来る。」
 「いや、草取りは心配して無いんよ。座っとるし。ほうじゃなしに、上り下りが心配じゃけん、母さんが家の中に入るまで私は出掛けられんのよ。」
 そうは伝えたが、なかなか止めないので、先に炊飯の予約を入れて、ウズラ卵を茹でていると落ち着かない小太郎君の声。鍋を火にかけているとはいえ、10分程度なら丁度ゆで卵にはいいだろうと、弱火にして小太郎君を散歩に。
 小太郎君は調子がいいのか更に距離を伸ばして、テリトリーを確認するようにあちこち臭いをかぐようになった。ただ・・・。
 16時過ぎに強制的にキヨちゃんを下に下ろして、ご近所へ出掛けているとまさかの珍客さん。学生時代の友人が娘さんを連れてアポなしでやってきたのだ。言ってくれれば色々もてなせたのに、多分そういう事を配慮してアポなしにしたのだろうが、久しぶりの来訪と、キヨちゃんは小学生くらいの時の記憶しかない娘さんの成長に感無量だった。(中学生の時に大人に喝を入れた彼女ももう二十歳か・・・)(男前な話参照
 結局ろくなもてなしも出来ないままだったが、本当に「子供の顔を見せてくれる」だけに来てくれた彼女には感謝である。
  
 さて、やる気スイッチの入ったキヨちゃんであるが、やはり無理が来て、今日は疲れが出て風呂にも入れず寝てしまった。いつもお風呂は億劫で、それこそ入る直前に「病人モード」になったりするが、やる気スイッチの入ったキヨちゃんはお風呂も元気に入る方だ。それをしないのは、本当に疲れたのだろう。
 そしてここ最近とんでもなく元気なというか調子のいい小太郎君だが、今朝は夜のうちに色々破壊していた。また、ウンチ君のタイミングが合ってきていて、おしっこは小屋からなるべく離れた場所で自分で出来ていたのだが、泣きながら小屋の中の毛布を掻いていると思ったら毛布がびしょ濡れ。臭うわけではなかったが、「それ」以外に濡れる要素が無い。
 とりあえず洗濯に回して洗い替えを入れていたが、また同じ状態。今度は小屋も濡れていたので小屋の床を洗い、ペットシーツを敷いてみたが、数時間で木端微塵になっていた。そして、久しぶりにそこここにウンチ君・・・。
 あまりに調子がいいので一瞬介護老犬ということを忘れるところだった・・・。うん、やはり覚悟しなきゃね。

*機嫌よくカーペットで遊ぶたまちゃん。若者は彼女だけだ。

     

*夕飯は八宝菜。

     


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コメント
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