すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃんとの珍道中~福岡~1

2015-11-21 19:43:47 | うちのキヨちゃん


朝8時過ぎに、くりりんに見送られて出発。
「自立して歩く」
はずのキヨちゃんは、やはり手を繋ぐ。幸い荷物を一つにまとめたので、片手は空いている。
汽車から新幹線の乗り替えには、20分以上の余裕をもたせていたが、流石に連休中、凄い混んでいた。
トイレは並んでも間に合いそうにもなく、断念。改札もなかなか進まない。
職員対応の改札で何とか間に合う。
席についてから、キヨちゃんをトイレ誘導。お弁当も新幹線で買って食べた。
小倉で従兄弟夫婦が待っていてくれ、飯塚の伯母のサ高住まで一緒に行ってくれた。
前の事があるので、今回エレベーターを選んで移動したが、一ヶ所だけエスカレーターが。
私が荷物を持っていたので、二人が両サイドキヨちゃんについてくれた。乗るときは、
「せーの」
で大丈夫だったが、降りるときは危うく後ろに倒れそうになり、従兄弟まで倒れるかと思った。しかし、何とか踏みとどまる。全くハラハラである。
そして、伯母の所へ。
伯母は心細さや体調の悪さから、随分機能低下したと聞いていたが、幸いセカンドオピニオンで薬の調整が出来て、すっかり元のおばに戻っていた。
何と安定剤が合わずに、蓄積した薬が悪さして震えやふらつきがあったらしい。
今は明るくなった伯母に、キヨちゃんは抱きついて喜んだ。
夕方までたっぷり話をして、ホテルへ。疲れもあるので、早めに夕飯とお風呂にした。
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