今日は先日亡くなった親戚のお兄ちゃんの四十九日の法要だった。急な事で親戚の誰も葬儀にも参列できていなかったので、実のところ実感がない。
元々お兄ちゃんは誰よりもアクティブな人で、晩年病気をしていたのは知っていたが、こんなに急激に亡くなるとは思ってもいなかったのだ。
そもそも例のおじさんが急激に元気がなくなったのも、若い従弟が亡くなったことによるショックも大きいと思う。
今回私はキヨちゃんと実家の姉ちゃんを連れていく予定だったが、直近に病気したこともあり今回は無理をしないことになった。
おじさんの家はお姉ちゃんがおばちゃんと隣の姉ちゃんを連れていく予定だったが、一昨日転んでけがをしたばかりで、誰も見守りが無い家、つまり家族だけでなく親戚も皆留守である日に、一人で置くのは不安があって揃って法事に行くことになった。
何とかカーナビに助けられながらお寺に到着。駐車場からお寺の基地内まで砂利が敷き詰めており、車いすではなかなかどうすることも出来なかったので、途中からキヨちゃんには歩いてもらった。
耳が遠く、心の声も全部大声で言ってしまう最近のキヨちゃんは、
「え~!こんな所かえ!」
と聞きようによっては悪口に聞こえないかと冷や冷やした。
お寺にはエアコンが無くこの頃はどこも熱中症アラートなので、どうしたものかなと思っていたら、前夜くりりんが
「濡れタオルがあったらいいかもよ。」
とアドバイスをくれたので、こちらの人数プラス2枚のタオルを濡らして絞り、1本ずつビニールパウチに入れて冷凍。それを保冷剤と一緒に保冷バッグで持って行った。
ありがとうくりりん。もうこれがとても役にたった。ほぼ法事が始まる前と終わるまで首筋などを冷やすのに効果的で、残りの2本は帰りの車の中でキヨちゃんのクーリングに役立った。
実感が無かったが、祭壇の写真を見るなりキヨちゃんはやはり泣き出してしまった。
「キヨ子姉来たんぞ!先に逝ってしもうてからに!」
と聞いている私も胸が詰まった。
法要の後場所を変えて会食。お寺ではあまりあちこちでおしゃべり出来なかったので、食事の時間にキヨちゃんに、
「あれは誰誰の息子、あれは誰誰の娘、あれは誰誰のご主人。」
など説明した。中には長く会っていなくて名前を言っても誰の事か分からなくなってる人もいるが、徐々に思い出していた。
さて、キヨちゃんの特性としてすぐ誰とでも「友達になる」というところがあるが、法要の始まる時にも、
「戒名は?」
ともしかしたら大きな独り言だったかも知れないが、ご住職が聞きつけ、お位牌を前に出してくださり読み方を教えてくださった。
また会食の時、たまたまご住職が斜め前に座られていたのだが、親戚の子供のことを思い出すたびに、ご住職に向かって、
「ま~!今思い出した!アハハ!思い出した!」
と繰り返すので、ご住職も少し困っておられたので、
「すいません、誰でも巻き込むので気にしないでください。」
と伝えた。
「お幾つなんですか?」
には、
「95歳と8か月。」
と鯖読むキヨちゃん。指で93ですと伝える。
「お元気ですね。」
「はい、お大師さんのお陰です。毎晩般若心経です。」
とこれはかなり盛る。
帰りの車の中では皆と会えたことをとても嬉しかったと繰り返し話した。親戚が揃うのは冠婚葬祭ぐらいだし、この年になると良い事で呼ばれることは殆ど無い。今回まだ四十九日とは言え葬儀よりは日も開いていたので、こうして笑顔で話せることもあって良かった。きっと兄ちゃんも泣くよりこういう笑いのあることの方が好きだと思う。
*昨日のおやつ
ここをクリックしてお立ち寄りください
元々お兄ちゃんは誰よりもアクティブな人で、晩年病気をしていたのは知っていたが、こんなに急激に亡くなるとは思ってもいなかったのだ。
そもそも例のおじさんが急激に元気がなくなったのも、若い従弟が亡くなったことによるショックも大きいと思う。
今回私はキヨちゃんと実家の姉ちゃんを連れていく予定だったが、直近に病気したこともあり今回は無理をしないことになった。
おじさんの家はお姉ちゃんがおばちゃんと隣の姉ちゃんを連れていく予定だったが、一昨日転んでけがをしたばかりで、誰も見守りが無い家、つまり家族だけでなく親戚も皆留守である日に、一人で置くのは不安があって揃って法事に行くことになった。
何とかカーナビに助けられながらお寺に到着。駐車場からお寺の基地内まで砂利が敷き詰めており、車いすではなかなかどうすることも出来なかったので、途中からキヨちゃんには歩いてもらった。
耳が遠く、心の声も全部大声で言ってしまう最近のキヨちゃんは、
「え~!こんな所かえ!」
と聞きようによっては悪口に聞こえないかと冷や冷やした。
お寺にはエアコンが無くこの頃はどこも熱中症アラートなので、どうしたものかなと思っていたら、前夜くりりんが
「濡れタオルがあったらいいかもよ。」
とアドバイスをくれたので、こちらの人数プラス2枚のタオルを濡らして絞り、1本ずつビニールパウチに入れて冷凍。それを保冷剤と一緒に保冷バッグで持って行った。
ありがとうくりりん。もうこれがとても役にたった。ほぼ法事が始まる前と終わるまで首筋などを冷やすのに効果的で、残りの2本は帰りの車の中でキヨちゃんのクーリングに役立った。
実感が無かったが、祭壇の写真を見るなりキヨちゃんはやはり泣き出してしまった。
「キヨ子姉来たんぞ!先に逝ってしもうてからに!」
と聞いている私も胸が詰まった。
法要の後場所を変えて会食。お寺ではあまりあちこちでおしゃべり出来なかったので、食事の時間にキヨちゃんに、
「あれは誰誰の息子、あれは誰誰の娘、あれは誰誰のご主人。」
など説明した。中には長く会っていなくて名前を言っても誰の事か分からなくなってる人もいるが、徐々に思い出していた。
さて、キヨちゃんの特性としてすぐ誰とでも「友達になる」というところがあるが、法要の始まる時にも、
「戒名は?」
ともしかしたら大きな独り言だったかも知れないが、ご住職が聞きつけ、お位牌を前に出してくださり読み方を教えてくださった。
また会食の時、たまたまご住職が斜め前に座られていたのだが、親戚の子供のことを思い出すたびに、ご住職に向かって、
「ま~!今思い出した!アハハ!思い出した!」
と繰り返すので、ご住職も少し困っておられたので、
「すいません、誰でも巻き込むので気にしないでください。」
と伝えた。
「お幾つなんですか?」
には、
「95歳と8か月。」
と鯖読むキヨちゃん。指で93ですと伝える。
「お元気ですね。」
「はい、お大師さんのお陰です。毎晩般若心経です。」
とこれはかなり盛る。
帰りの車の中では皆と会えたことをとても嬉しかったと繰り返し話した。親戚が揃うのは冠婚葬祭ぐらいだし、この年になると良い事で呼ばれることは殆ど無い。今回まだ四十九日とは言え葬儀よりは日も開いていたので、こうして笑顔で話せることもあって良かった。きっと兄ちゃんも泣くよりこういう笑いのあることの方が好きだと思う。
*昨日のおやつ
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人好きなキヨちゃんにはとても良い時間でしたね(^-^)
タオル、なるほどです!(メモメモ)
冷凍庫に余裕があれば、台風の前も作っておこうかとか思ってます。もし停電になったらクーリングがいるかなとか・・・。アイスノンでいいやんとくりりんに言われましたけど(笑)。