にをいがけからはじめよう

おみちに引き寄せられて25年。
落ちこぼれようぼくだけど精いっぱいのにちにち。

修理屋さん

2007年06月22日 20時36分02秒 | にをいがけ・おたすけ

雨降りだった。
にをいがけ日和でしょう。

 

午前中に戸別訪問をさせてもらったが、ほとんど留守で・・まあ仕方ないか、と。
家と家がけっこう離れているような地域だった。
ある家のおばあさんが玄関脇の車庫みたいな屋根つきのところで、
洗濯物を干していたので、声をかけた。


少し話しているとおばあさんの首の周りに丸いシールをみつけた。
「どうしたんですか~」と尋ねた。
磁石が貼ってあるという。
首がよく回らないんだって。
いろんな医者に行くんだけど、イマイチみたいだった。
おさづけのお願いをしたら、色々医者にかかっているから大丈夫、という。


「人間は天理教の神様が創造して創られたものなので、時計が壊れたら時計屋さんへ持っていき、自転車が壊れたら自転車屋さんに修理に出すように、人間も調子が悪かったら天理教の神様に治してもらうのがいいんです。
お医者さんもいいけど、神様にお願いするのもいいですよ」
そしたら、おばあさんなんて言ったと思う?


「なるほど・・」
そう言ったんだよ。
なるほどと思うけど、おさづけを受ける気持ちまではいかなかった。
そのあと家族のこと聞いたり、ご主人さんのことを尋ねたりしてから、
分かりました、ありがとうございましたと、あとにした。
自分は相手から見て、どう映っているんだろう、とか思った。
私じゃないんだろうが・・・


一戸建てなどをして歩いてるときは、
玄関先で目に付いたこと、目に映ったものなどはすべて、
話のきっかけになるということ。
「?!!」とか「あれ?!」とか「へ~」とか感じた時は、
そのことをとっさに正直に言葉に出してみるといいんじゃないかなと思う。


私はそれをやっているけど、思わぬ方向へ話がいったり、
ちょっとしたコミュニケーションになるのだ。
そんなことから断られたあとでも、気持ちが通って又来ようと思ったりする。
そういうことも少なくはない。