日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

TPPは心配もあるが・・・交渉次第・国内対策次第・・・その準備があるのか?

2011-11-10 21:59:13 | 日記
私なりにいろいろ考えてみました。

情報不足、各情報の信ぴょう性不明の中では、TPP賛成論、反対論、慎重論ともにそれぞれ一理あるのですが・・・

米国の発言力が強いとは言っても、多国間交渉なので、日本政府さえしっかり交渉すれば、反対派の心配するような極端なことはTPPのルールとして決まらないはずです。

農業のことですが、食べるものは価格だけでなく、安全・安心・美味しさ・栄養などの品質・ブランドも消費者の選択にとって重要ですから・・・

それに、これまでのような価格維持政策で保護するのではなく、農家への農地集積を促進するような所得補償の引き上げをすれば・・・

また、別な方法もあります・・・自然の力を徹底的に活かす省力農法の方向です。

「自然農法」と言うものには反科学・反技術の極端にこだわった思想的なものもありますが・・・

私が考えるのはこれまでの耕作農法の常識にとらわれず、本来的な自然の成長力を観察的・経験的方法と科学的方法の両方で学び直し、自然の成長力をとことん活かすやり方です。

何年か掛かるが、作物の種は工夫して蒔くが、耕したり、水田を作ったり、田植えをしたり、肥料をやったり、農薬を散布したりなどは一切しないで栽培し、結構な収穫ができるようになる目からウロコの農法です。

「自然農法」の実践でこれまでに得られた貴重な経験的知見と知恵を十分に活用した徹底的省力の自然活用農法に何種類かの草取りロボット(至急開発が必要)などを加えた・・・

ただし、頭の切り替えが果たして何人できるか・・・

問題は政府・農林省にしっかりした新政策がないことです。

これはTPPに参加するかしないかにかかわらず、農業の未来のため、食糧安全保障のためには必要なことです。

中国やインド等の他の国々との貿易関係強化も重要です。

長寿遺伝子を活性化する新薬を米国製薬会社で開発し、動物実験で効果

2011-11-10 20:52:26 | 日記
老化を遅らせるサーチュイン遺伝子=健康で長寿になる遺伝子が発見され、それが普通は不活性であり、条件によって不活性になることが判明し、特に米国(日本人研究者も参加)でその詳しい研究が進んでいます。

そして、米国の製薬会社がその長寿遺伝子を活性化する新薬を既に開発し、動物実験で効果を確認できた段階に来ているそうです。

そして人間での実用化を急いでいる段階だそうです。

これが成功裏に実現すれば、老化に伴う病気にもなりにくくなり、健康長寿が得られるのかも・・・その展開が楽しみです。

米国は企業のグローバル化で国内が空洞化し、また投機型金融による巨大バブルが崩壊すると言う自滅で経済が凋落したが、科学・技術の開発研究は世界の頭脳を集める環境を作って力を入れており、その中で極めてインパクトの大きい画期的な新技術・新製品を開発し、実用化できれば、復活の手掛かりとできるでしょう。






田中耕一さんらの研究で画期的成果を発表・・・早期実用化を期待します

2011-11-10 11:38:17 | 日記
島津製作所の田中フェローらの研究グループが再び画期的な研究の成果を発表しました。

田中さんがノーベル賞受賞時に”今取り組んでいる研究”として語られていた研究が実ったものだそうです。

なんでも、抗体の抗原を捕まえる部分を人工的に改変して、これまでのものの100倍も感度を高くすることに成功し、血液一滴からでも素早い検査が可能になったそうです。

たとえば、アルツハイマー病に関わるたんぱく質の断片を抗原として、新開発の抗体を試したところ、通常の抗体より100倍以上、強力に抗原をつかまえたそうです。

癌とか他の病気でも同様にやれるという話しです。

田中フェローは「病気の早期診断や、抗体を用いた薬開発に結びつく技術」と話しています。

私の周りにもアルツハイマー病や癌に掛かる人がかなりいて、自分や家族がそうならないか今後が心配で、早くより効果的な検査法や治療法が開発・実用化されないものかと心待ちにしていました。

これは大変な朗報です。

実用化にはかなりのステップが必要なのでしょうが、ぜひこの研究成果を活かして早期に実用化して欲しいし、そのために政府・厚生省も協力して欲しいと思います。 

特に厚生省は新薬や新治療法や新医療機器の承認が欧米に比べて煩雑すぎ、遅すぎるのを早く抜本改善して欲しいものです。

国民のために。