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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

国会の決算委員会で「高速増殖炉計画」の中止を求めた・・・政府も早く決定を!

2011-11-20 09:39:27 | 日記
先日、国会の決算委員会で河野太郎ら何人もの議員が「もんじゅ」を含めた「高速増殖炉計画」を鋭く追及していました。

「危険性が高い上に、これまで12兆円賭け16年掛けてもまったく成果が上がらず、さらにこれから40年掛かるというような見込みのない計画はすぐ止めるべき」という趣旨での追求でした。

役所側は「もんじゅは安全を保つためだけにも経費が掛かるので予算にはご理解を」という程度の答弁でした。

まったく負の遺産しか残らなかったと言う「愚かすぎる計画」でした。

政府・経済産業省や文科省はもっと反省して、早く「高速増殖炉計画」の中止を決定すべき。

また、「決算委員会でのこのような「事業仕分け」は初めてだが、結果の報告義務も法的に有り、これこそ決算委員会の仕事であり、国会の仕事である」と解説者が話していました。

まったくその通りで、法的拘束力も尊重義務も無いままでの政府の「事業仕分け」より、国会の決算委員会での事業仕分けをもっと多く・・・毎日でも・・・徹底的にやるべきです。

「増税」と言うなら・・・ムダ削減の努力をそれ以上にやらねば・・・話になりません。

野田政権は国民に「増税を!」と踏み込んでおきながら・・・

高価な公務員宿舎の建設にまだ未練を持ち、売却には踏み込まない・・・

コスト高助長の過保護どころではない電力会社の地域独占体制には踏み込まない、原発の既得権益にも踏み込まない・・・

官僚や財界など支配力の有る者たちの既得権益を守る体制と制度を破って行かなければ日本の真の活性化はできません。