盆休みで帰省していた息子が、どうということもない一週間を過ごして京都に帰っていった。
こちらも働いている身で休暇が合わせられず、夜しか顔を合わせることしかできんかった。
普段、たまにメールで小難しげな本のタイトルを送信してきて、これは読まねば損、だとかのたまって、どう相手したろかと思わされたり、
帰省してきたら、何年も手つかずのプラモデルを一緒に作ろうと言ってきてみたり、
ボーリングで勝負しようと挑戦してきたくせに、仕事終わってのボーリング場での待ち合わせに寝坊してすっぽかしたり、、
となかなかに相手するのにもコツが要るというかちーと大変だけれども、
えらそうなことを言ってきても、憎まれ口をきいても、こっちも本気で怒っても、
子は子、親として最後は可愛いという気持ちになってしまう。
そんな感情を抱くと、どうしても、自分の両親もやはり自分に対して、最後は同じような気持ちを持っているのだろうか、というようなことも思われてくる。
立秋を過ぎて、道端に落ちた栗のイガ。
まだ実もなってないのにけっこう落ちてとる。
昔はこんなには落ちとらんかったような気がするのじゃが。
土曜日は異常に涼しかったけど、それ以外の日はやっぱり暑かった。
毎朝、制汗スプレーを首筋から脇の下、ついでに股間にもたっぷりと振りかけて会社に行く。
あくまで制汗、性感ではない。いずれにしても効いた感じがまったくない。
会社に着くと、汗が背中をツツーっと伝って腰のあたりにとどまる。
う~む、気持ちワリ~、と思う感じと、これをガマンして帰ってシャワー浴びてビールをコキっと飲めるぞ~、ガマンじゃ~
という若干自虐的な逆快感も、実はある。
そう、夏は嫌いではないのだ。
ちょい悪様:晴れれば夏の刺すような日差し、雨模様だと蒸したり、涼しかったり…
なんという気候なのじゃ。
涼しゅうてもビールは旨いのじゃけど。
キヨポン様:暑けりゃ、あの川に飛び込む…そりゃええ考えだ、気づかなんだ。
ええアイディアもろうた、ありがんと。