春のお彼岸を迎えても、なおまだ寒い気候が続いている。
週間天気予報では、最低気温1度、最高気温11度と予想されてて、今年は、「寒さも彼岸まで」という歳時記とは違うようだ。
それでも、庭のさくらんぼの木に、花がひとつ、 つぼみもほころんだ小枝も、
日本に四季があって、本当によかったと思うのは、明けない夜はない、というのと同じように、つらいことがあっても春は来る、
と思えることで、元気や希望をもてると思うから。
311から1週間経ち、東京にいる元同僚や東京から地元の仙台に転勤している元同僚たちに、安否や状況の問合せとお見舞いのメールを送った。
物損の程度は場所や屋内の物の配置によって差はあるようだけど、皆が怪我もなく無事だったということで、心から安堵した。
東京で勤務していた時に、一緒に仕事した人には仙台や山形出身の人がけっこういたので、心配していたのだが、家族含めて無事とのことだった。
特に、同じ係で一緒に仕事した彼は、仙台に転勤となってて、ずいぶんと心配だったが、すぐに、無事だということと市内の状況を返信してくれた。
そして、メールの最後に「メールもらえるだけでほんとに嬉しいです。頑張ります。」と書いてあった。
そこを読んだら、不覚にも落涙、、、その一文の何が、涙腺に触れたのか自分でもよく分らない。
前を向いて希望を捨てずに頑張ってるのに、まったく支障のないわしらが下向いとるような気持ちになってどうすんじゃ、と
たった一通のメールが、そうして受け止めてもらえるんだ、と、こっちにも希望を感じさせてくれた、
ということだったのだろうか。
さくらの花のほころびとともに、時期遅れで植えた球根からも芽が出始めて、 希望っていうと大袈裟かもしれんけど、
「命」を感じます。
ねこまる様:商店街で日々、お客さんに接する機会があると、いろんなお話や、今回の震災での募金など、
もどかしいかもしれませんが、何かしらできることがあるのは、幸いだと思うのです。
街を歩けば、そこかしこで、いろんな団体が義援金募集活動をしています。
新聞で、義援金詐欺が行われているとか・・・、そんな大悪人は即死刑だ~と叫んでしまいそうになります。
キヨポン様:被災地からは、物資の救援依頼があったり、モノより資金を、と依頼されたり、様々です。
モノにしろお金にしろ、真に被災者のために早く役立つように届いて欲しいものです。
ちょい悪様:そうですね、いろんな人がいろんなこを言い始めるようになってくるのでしょうね。
まだまだ、まず「行動」ですよね。
全体を分析したり批評したりなんちゅう寝言を言うとる場合じゃないよのう、まだ。
手に技を持たない私は、だた祈り、足しにもならない義援募金を出すくらいしかできなくて・・・
もし、ちょい悪様が屋根復旧にかけつけられる際には、物資の運搬くらいはできるか、、と。