故郷「鳥取」は、面積(41位)、人口(最下位)、一人当たり県民所得(42位)、県予算規模(最下位)…など
全国47都道府県のランキングでは、下から見たほうが早いところに位置している。
視点を変えて、人口1万人あたりの公民館数は7位、人口10万人あたりの図書館数は5位、博物館数はちと下がり29位、
20歳以上人口1人あたり酒類消費量は7位(けっこう酒飲みが多い)…など、県庁発表のいろいろな統計数値がある。
中にはどこまで信憑性があるのか、とも思うものもあるが、数字だけ見ても、おもしろかったり興味深かったりする。
遠方の人には、島根と区別つかんかったり、県全体が砂丘(砂漠)というイメージを持たれたりもして。
そんな「鳥取」を元気にしようとガンバっとる人たちの活動発表の催しに出かけてみた。
その前に昼飯を昔っからある地元老舗蕎麦にて、 割子そばをいただきました。
割子1枚の蕎麦の量がけっこうあって食べ応えがあったものの、蕎麦切りが揃ってなくて細かったり太かったり、
食感がバラバラ、なのもまた味わいなのかも・・・・・
そして、「鳥取力まつり」へ
興味深かったのは、山を元気にしようという活動が複数紹介されていたこと、間伐材の利活用促進で山の荒廃を防ごうとかの。
広島や宮城の牡蠣養殖と山の関係から、山が荒れたら海の栄養バランスも崩れるという因果関係があるそうな、
また、山の手入れが生き届かぬために大雨での土砂崩れとか、山の保水力が低下しとるとか言われたり、、して。
更には、中山間地にある田んぼも保水には大きな役割を果たしているのに耕作放棄で保水力が低下しとるとか、
そうしたことへの対応が、NPOや個人の活動によって支えられている現状が報告されたけども、
「そんなんでええの?」
という疑問、アベさんが「国土強靭化」と絶叫なさっているけど、「国家100年の計」的観点と大きなことを言えば、
自然に対してコンクリートでいくら武装してもそれは結局は目先だけのこととなってしまうのではないか。
コンクリートが100年はおろか50年も持たんことや自然の力に抗しきれんのはこれまでも尊い命を賭して証明されている。
山や田んぼがこれまで100年以上に渡ってバランスをとって守ってきてくれていた自然体系を
できるだけそのままに維持することのほうが、遠回りのようだけど、よっぽど「強靭化」になると思うのだけど。
山の手入れにも補助金が出ているとのことだけど、コンクリート代に比べたら微々たるもの。
TPPで「日本の農は守る」と、どんな具体策があるのか分からぬが、農も林も食糧自給とともに国土保全という観点からも
長い目で見ての政策や対策を、統一感を持ってやってかないかんのんとちゃうやろか。
土曜日、バレーボール女子プレミアリーグの試合が鳥取で開催された。
弟がバレーボール協会の役員をやってて動員の一助になればと観戦に出かけたが、、、
やはりテレビで見るのとは違いまんな~、モノホンで見るんは、、 JT対パイオニア
このあと、久光製薬対NEC、、あ、大友愛だ、杉山祥子だ、、、とオリンピック経験のある選手が、すぐそこに、、
さすがに、背ぇ高いのう~~~~でした。
ちょい悪さま:生活や経済活動とエネルギー消費のバランス、どのあたりが適正なバランスなのか、って難しいですね。
それぞれで生活スタイル違うし、省エネ省エネって言うけど電力会社もガス会社も石油会社も売上減るんは困る、って言う。
政府やお役所のすることも軸足や統一感はイマイチだし・・・・
ねこまる様:ほとんどタダ、ってのは、おそらく、「売電収入で設置費用は賄えますよ」ということなのでしょう。
ただし、10年近くかけての支払いベースでの話でしょう。
これも、おそらくですが、政府やお役所の軸足が定まってないから、設置義務付けみたいなことできんのでしょう。
ちゃちゃじい様:地震・津波は天災、原発は事故、ですね。
広辞苑によると、事故とは、思いがけず起こった悪い出来ごと。とありますが、「人間が引き起こす」という言葉を
付け加えるべきでしょう。
太陽光を始め自然エネルギーへの依存を高めるべきとの認識は高っているにも関わらず、遅々として進まない
この国のあり様というのは、、、、どうしたらええのか?