いよいよ師走です。
1年が早いような普通なような…微妙なお年頃のせいかもしれないが、やっぱりちーと早いかのうと思うこの頃。
年齢が増えれば増えるほど時の経つのが早く感じられるようになるとの話もある。
平均寿命までには、まだ20年以上あるとはいえ、その3分の2程度はもう過ぎてしまった勘定になる。
そうした寂しい思い方をしたくはないが、数字というものは誤魔化しようがない。
若い頃を振り返ると、無駄遣いしたというわけではないが、もう少し時間を大切に使えばよかったとの思いも浮かぶ。
これとても「覆水盆に返らず」、考えても詮無いことで、だからこそ、これからをもっと大切にとの思いに繋がる。
誰かが言った「今(今日)が一番若い」のである。
その大切にとの思いをどう行動に繋げていくか、日々をどう過ごすのか、何かしら目標とか日課を持ってどう過ごすか、
それは、年齢の数字とは相関を持たない、心身の在り方や有り様によってどうとでも成り得ることのように思える。
一年の計は元旦のみにあるのではなくて、日々あるのだとも思う。
なんて、エラそうなことを書きながら、大切にしているとは言い難い日々もあったりする。
あれもしよう、これもしなくっちゃ、と思いながら、遅々として、そうした思うことの半分、いや3分の1もできてない。
その言い訳として、「老後の楽しみにとっておこう」などと都合のいいことを考えたりも…
ただ、確実に残りは減っていく。
これまで、仕事や家事やらを粛々とこなしてきた以上の、謂わば「余計なこと」や「まわり道」をしてきたという気持ちがある。
それはそれで、けっこう充実感があったりしたのだ。
今現在進行形の「余計なこと」もけっこうある。
そうした「過去と現在」があるから、これから先は余録としてもええよな~との気分もあったりする。
しかし、余録だとしても一所懸命に…しようと思う。
なんだか定年を迎える心境を綴ったようになってしまったが、ま~だま~だなのである。
ちょい悪さま:宮島の弥山には老若男女、外人の方も登っておられます。
それぞれのペースで、それぞれの体力に応じて、無理のないように、、、
そういう登り方は、まるで、人それぞれの人生の歩み方のようです。
もちろん、下山後の過ごし方も、それぞれですが、
ちなみに、下山後の私は、もちろんです。