先週、西日本豪雨災害に触れたが、その後の報道で被害の拡がりや大きさ甚大さが分かってきた。
鳥取県内では、道路や鉄道などの交通への被害影響が酷かったことと家屋への被害、山間部で林道や農業用水路に被害があった。
岡山や広島などでの甚大な被害の報道に隠れて、各地で日常生活に支し障わることが起きている。
農業用水の滞りは田畑での生計に影響が出る。
豪雨の直接被害はなくて安堵したところに個人では対応困難な用水詰まり…業者も直ぐには対応出来ず、関係者皆がやり切れなさを感じていることだろう。
豪雨が止んでから一転、真夏日の天候が続いている。
なんとも極端なことで人智の及ばぬことに、人智のうえに鉄やコンクリートで固めとったはずなのにのぅ…ともどかしい思いが募る。
でも、個人レベルであっても、微力でも無力ではない!出来ることからガンバろ。
この3連休、広島に帰宅、息子家族も帰省してきて孫たちの成長を目にして過ごす。
そして、鳥取ではいつ観れるか分からない映画「万引き家族」を観る。
これまで多くの監督たちが描いてきた家族の姿、形。
この映画では、是枝監督は、殊更に「これが家族だ~」と押し付けるでもなく、考えさせようとするでもなく、
こういう形の家族ってのもあるかもね、と目の前に差し出すのではなく、こちらの視野に垣間見せてくれるような、
さりげなさ。
そうした観せられかたがむしろ鮮烈にこちらに迫ってきて深い余韻を残すように感じた映画だった。
世界に通用するんだな~、こういうのが、、と思った次第。おめでとう、パルムドール賞。
なすび様:コメントありがとうございます。
彼は、そういう見られ方をされてるんですね、浅学恥じ入ります。