九州地方以外にも大雨の被害が拡がっていて災害について様々考えさせられる。
東京ではコロナ感染者が増加の一途にありながら緊急事態ではないとの詭弁にも考えさせられることが多い。
そうした中で、我が家では引っ越しの荷造りに勤しんでいる。
引っ越しは現役中にも何度か経験があるので手筈はだいたい分かっているつもりである。
まずは日々の生活に直接関わらないものから優先して箱詰めする、不要なものはこの際に廃棄してしまう。
いわゆる断捨離の好機であるが、写真やはがき手紙、思い出の品々など捨てられないものも多い。
そうした物が至るところから発見されて、しばし見入ってしまい手は止まるわ、当時のことを思い出しては
懐かしさや感傷に耽ってしまい、往々にして楽しさよりも切なさが募ることが多く作業は捗らない。
あの頃は若かった、あまり考えもせず思いのまま行動していた、それで誰かを傷つけたり辛い想いをさせてしまったり、とか
思い出されるのは自分の未熟さや思慮のなさみたいな身につまされる心情ばかりだ。
また、息子の持ち物でどう考えてもガラクタと思える物も息子は捨てないでと言う。
思い返せば、自分にも親には理解できないモノへのこだわりがあったように息子にもこだわりがあるのだろう。
ただ、小型のブラウン管テレビはレアだから捨てないでと4台も保有しているのはどうかと思うのだが…。
こんな情況で、できるだけ作業で身体を動かして夜は警察小説に耽ったりで感傷を振り払いながら過ごしている。
もし、転居といったことがなければ、ダラダラと無為徒食の日々で濡れ落ち葉と化していたかも知れず、
見方を変えれば、退職に伴って転居するのは次なる生活に向けて気持ちを切り替える絶好の行動かも知れない。
6月28日「私事ならが…」に”いいね””応援””続き要望”をいただき、ありがとうございました。
これまでそうしたことがなかったので望外のうれしさを感じ、今後の励みにもなります。
ちゃちゃじい様:「リフレッシュ」というお言葉に気持ちが楽になる感じがしました。
再出発とも言えるかもしれません。
いずれにしても前を向いていくだけですわ。
ねこまる様:コメントありがとうございます。
何かを与えられた、というのは先輩から受けたものを伝えてきただけのことで…
これからも身辺慌ただしくいつになったら落ち着くのやら…という感じです。