彼岸過ぎて”秋”を感じるようになった。
先日、喧騒の中で安倍元首相の国葬が執り行われた。
翌日の日本海新聞2面では、国葬の模様を伝える記事に加えて、これまでの政府対応などを紹介する記事もあった。
「首相 世論測れず拙速」の見出しに続き、岸田首相の国葬決断と発表からこれまでの動静を伝えている。
決断には党内重鎮からの声や右派団体への配慮などがあったのだろうが、
野党への事前調整、いわゆる国会対策面を軽視していたことが吉田茂の国葬時の佐藤栄作首相の対応と比較して書かれている。
安部元首相が亡くなった直後の国中が悲嘆に暮れているのを、全国民が国葬に賛意を示すはず、と
勘違いしている様子が「みんな賛成じゃなかったのか」と周囲にこぼしていることが書かれてある。
新聞読みながら、庶民感覚というか市井のことが分かってないな~と感じながら読んでいくと、
記事の終わりのほうで「最近、『エリザベス女王は理解されて、なんで安倍さんは駄目なのか』と漏らした首相」とあった。
報道の発言が事実だとしたら、そら、本気で言ってたんか、もし本気だったとしたら・・・
かなりヤバいんじゃねーの、こんな途轍もないズレた感覚って。
息子の計らいで鳴門に一泊二日の小さな旅
山の上に建つ立派なホテルXIV、「エクシヴ」というのだそうな。
温泉ではないが、大浴場でゆったりして、地元産食材の夕餉と地酒を堪能。
女房が一度は見たかったという「鳴門の渦潮」
山口県の周防大島と対岸の大畠との間の「大畠瀬戸」の渦潮のほうがスゴイという説もあるが・・・。
小生、子供の頃におばあちゃんから渦潮の話を聞いていて、
「あんな近くに船で行って渦に巻き込まれて沈むんじゃないか」と本気でビビッていた。
帰途の昼飯は淡路島洲本市内の寿司屋さんで「生しらす丼」
よく食べ、よく飲んだ旅であった。