新しい年を迎えてまた一つ歳をとるのかとの感慨。
元旦は曇り空、2日は快晴、本日3日は曇り空だったけど、風もなく寒くもない穏やかな気候。
2日の快晴に浮き立って「太閤成(たいこうがなる)」に出かけた。
戦国時代、豊臣秀吉が鳥取城攻めの拠点の城を構えた場所である。
もちろん当時の山城なので石垣などの城跡はなく、土塁みたいな形状が残っているだけである。
山城跡の横方にはNTTの通信塔が立っているので下界からも分かる。
山麓から約4㎞の舗装道路をテクテクと歩いて上がる。
中学生の頃、駅伝練習で皆で走って登った記憶がよみがえる。この道の記憶はそれしかない。
正月2日ながらいい天気に誘われて来たのか、登り下りとも多くの人とすれ違った。
遥か彼方に雪を被った大山の頂が見える。
手前の山は久松山で山頂に秀吉に攻められた鳥取城があった。
この正月、訳あって息子一人での帰省、久しぶりの親子3人での年越しと新年のお迎え。
今年は息子の訳アリが息子が望む穏やかな方向へ向かえばいいが、と祈るばかり。
正月早々の北陸地方の地震、羽田空港での大事故と惨事が続いたことも気分が沈む出来事。
さ、明日から正月気分を切り替えて仕事だ。仕事だぜ。