■高村正彦・自民党副総裁(発言録)
民進党は「平和安全法制(安全保障法制)で徴兵制になる」と、国民の不安をあおった。審議の最中にもプラカード出して、廃案、廃案と。前原誠司さんも民進党代表になって「憲法違反なものは許されない。廃止を目指す」と。それが舌の根も乾かぬうちに、「私より、ちょっと右だ」と私が思っている小池百合子さんの政党に合流した。
前原さんは「名を捨てて実を取る」と言ったが、名とは政策理念、実とは票。「信念を捨てて保身を取る」ということだ。特定の候補ではなく、希望に行った民進党の人は、みんな、ひどすぎやしないか。こういう人たちに政治は任せられない。(北九州市八幡西区での自民候補の個人演説会で)
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高村正彦さん。
自民党副総裁です。
穏やかな口調ですが、筋の通った真っ当な発言をする方との印象です。
75歳という年齢的なことで今回の選挙には出られないとか。
しかし完全な引退ではなく憲法改正などでアドバイザー的な役割をするようです。
その高村さんが演説会で民進党の事を批判しました。
安保法制が成立したら徴兵制になると嘘を広め、
委員会ではプラカードを掲げ大反対した民進党議員たちを。
こんな不誠実な民進党は批判されて当然です。
真面な人間なら、民進党の行動に理解しません。
小さな事ではありません。
国の根幹にかかわること、同盟国にも関係する大事な政策です。
そんな政策を直前まで反対していたのに、選挙で勝ちたい為に賛成に回るのですから
民進党議員は大批判されて当たり前です。
希望の党に行かず、立憲民主党に行った人たち。
無所属で出馬した人たち。
あたかも自分の意思で希望の党に行かなかったように言っていますが
希望の党に断られて仕方なしじゃないですか?
路線が違うから、主義主張が違うから敢えて別れたと言っていますが、
前原代表が9月末の民進党衆参総会で、全員希望の党の公認を得て出馬するとの説明に
満場一致で賛成したじゃないですか。
それなのに、形勢不利だと分かった途端、前言撤回の卑怯さです。
確かに満場一致と報道されていました。
もしも誤報なら、直後に訂正とお詫びの記事を掲載するよう各社に求めましたか?
訂正記事を目にしていませんが。
合意した事も都合が悪くなると簡単に反対意見に代える不誠実さといい加減さ。
立憲民主党の支持者が増えているそうです。
彼らは自らの意思で新党を立ち上げたのではありません。
希望の党に行くつもりが断られたから仕方なしだったのです。
民進党総会で前原氏の説明に対し長時間議論し、反発する人や怒り出す人が出ましたか?
怒り出すどころか、全員一致で前原代表の説明に賛同したのです。
選挙に勝てるなら主張は簡単に変える民進党。
もしも強い意志を持っているのなら、選挙後に希望の党から離党し
当選したらこっちものだと、民進党に戻るのではないでしょうか。
それが小川敏夫氏の演説でした。
あの演説も大批判されたので、小川氏は言い訳をしていましたが。。。
安保法制に反対したのは無知だったと、
学べば学ぶほど安保法制は日本に必要だと悟ったなら、
それはそれで、無知な議員が減って良かったと思いたいです。
そして国会でのプラカードアピールは反省すべきだし、
本会議で安保法制採決を棄権したことを恥じ、
自民党の主導した安保法制は正しかったと認めるべきです。
因みに若狭勝氏は安保法制では棄権した人物です。
体調不良が理由と言っていますが、こんな大事な案件には這ってでも出席すべきでした。
こう考えると、希望の党もある面、いい加減だと思うとともに
希望の党が野党一党に踊り出るのは日本の有権者の民意の低さを証明してしまいます。
まだ希望の党に期待している人は、今一度立ち止まってよく考えてもらいたいです。
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