最後の「希望」はやっぱり小池マジック 地盤引き継いだ若狭氏でさえ伸び悩み
(略)地盤を小池氏から引き継いだ側近の若狭勝氏(60)は14日、東京メトロ氷川台駅前(練馬区)で情報公開の徹底や脱しがらみ政治を訴え「安倍政権にノーを突きつけていただきたい」と声をからした。都心の主要駅でないとはいえ、足を止める通行人はまばら。候補者6人のうち断トツの知名度を考えれば、寂しい印象が残った。演説後、「有権者の反応は昨年の補選よりいい」と前向きな言葉を重ねた。「まだ時間はある。今は“厳しい、厳しい”って言ってたほうがいいんじゃないか」と自らに言い聞かせるように語った。(以下略)
*****************************************************************
希望の党も最初の理念がどこへやらで、民進党に乗っ取られた感がします。
当初、希望の党では小池氏に次ぐ重要人物だった若狭勝氏ですが
いまやあの時の輝きはなくなり、普通の人に成り下がり
選挙演説をしても聴衆はまばらで、落選するのではとの囁きも聞こえます。
思えば都知事選の時が一番注目されていました。
小池さんをただ一人支える正義の人との印象があったのですが、
希望の党も民進党に乗っ取られた今、支持率もダダ下がりのようです。
希望の党設立の時には、期待する人も多かったんですがねえ。
やっと真面な野党が出来るのかと。
自民党に張り合う野党が出来て、よりよい政治が期待できると思っていました。
でもね、あれじゃあダメですよ。
安保法制に反対しない、憲法改正に賛成する、そんな人を求めたはずが
「安倍一強を倒す」なんて馬鹿げたスローガンを言い出して変になってしまいました。
森友加計だ、お友達だ、と喚き出したのも最近の事です。
ま、以前から言っていたのを知らなかっただけかも知りませんが・・・。
そもそも希望の党は安保法制に賛成することに拘っていた筈。
ところが何と、若狭氏は本会議での採決に棄権していました。
自民党なら全員賛成する筈のところ二人だけ棄権した人がいたのです。
それが反安倍発言の多い村上誠一郎と、若狭勝でした。
ですから若狭氏が希望の党の首脳の一人というのも理解できません。
そして安保法制に激しく反対した民進党が合流話に賛同したことも全く理解できません。
希望の党は綺麗ごとを言って、保守政党を標榜していたかと思えば
今や、何が何だかわからない、おかしな党になってしまっています。
前・現民進党は全く信じられませんが、希望の党も信じられません。
そうです、有権者を騙すような政党は信用できないのです。
ところで、選挙演説ではわかり易く、聴衆の注目を浴びる事が求められるからか
小池氏は加計問題を例に、お友達優遇はいいのか、証拠隠しはいいのか、と叫んでいます。
でも事実と異なることを選挙戦で訴えるのは卑怯ではないでしょうか。
小池氏はテレビのワイドショー程度の理解度なのか、身近な人からの影響なのでしょうか。
そこで若狭氏のブログを見ると、
●加計学園獣医学部新設が1年前倒しになった理由が安倍首相が関与したから。
●その結果ライバルであった京都産業大が諦めざるを得なかった。
元特捜部としての経験から不正が行われただろう、
そして不正を隠す為に安倍首相は嘘をついている可能性が高い、
と想像で安倍首相の関与を決めつけています。
若狭氏は元愛媛県知事の証言を聞いていないのでしょうか。
そして京都産業大が申請した時期も。
元特捜部にいたのか知りませんが、それなら事実を基に発言すべきです。
小池氏は若狭氏の進言を基に演説で安倍批判を繰り返しているのかもしれませんが、
民進党を丸抱えしようとしただけあって、民進党レベルの思考能力です。
有権者は演説の上手さで惑わされず、何が事実かを知ったうえで判断すべきです。
一度やらせてみよう、と軽率な判断で民主党政権が出来ました。
今度は同じ過ちを犯さないでもらいたいです。
こんなはずじゃなかった、と思っても後の祭りです。
民主党政権が無能だと分かっても3年3か月も続いた事を思い出して
この国を任せられる政党はどこなのか真剣に考えるべきだと思います。
ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。
にほんブログ村