珠洲市の約50人 富山のホテルから次の避難先へ(ABEMA TIMES) - goo ニュース
富山市内に集団避難していた石川県珠洲市の住民、約50人が次の避難所へ移ることになり、14日、避難先のホテルを出発しました。
【映像】現地の様子
富山市のこのホテルには1月末から珠洲市の住民が多いときで124人集団避難していましたが、山岳観光のシーズンが始まることから、受け入れは13日で終了することになりました。
珠洲市などでは、断水の解消が見込めず、仮設住宅の整備も進んでいないため、避難者は石川県が県内に準備した新たな避難先へ向けて出発しました。(ANNニュース)
能登半島地震から3か月半。
元の生活に戻るにはまだまだのようです。
先日は北陸新幹線延伸の為、宿泊施設に避難していた方々は次の避難先に移動されましたが、
今度は富山のホテルに1月末から避難されていた方々は山岳シーズンが始まる為に宿泊施設からの移動です。
※次の避難先に出発する珠洲市の皆さん。⇩
なんか追い出される様で釈然としませんが、それでも仮設住宅が出来るまで、
そして自宅や復興住宅に入居できるまでです。
特に高齢者にとって知らない土地での生活は不安もあるでしょうが、
自治体は出来るだけ集団での避難や移住になる様に考えてもらいたいです。
先日の台湾地震で、避難所を比べて日本は遅れていると思ってしまいましたが、
それでも1週間でプライバシーを守れる避難所が用意されたのです。
阪神淡路大震災での体育館での避難を思えば改善されたと思います。
今後、各自治体は他人事と思わずに万が一の災難が起こった場合、
一日も早く避難所の開設と食事や、衛生的なトイレやシャワーの提供を考えておいてもらいたいです。
勿論、地理的状況や災害の大きさにより、思うように進まないかもわかりませんが、
それでも出来るだけの事をして欲しいですし、災害に遭わなかっても共助の気持ちで臨んでいきたいものです。
※こちらは震災1週間後に石川県が開設した避難所です。
こちらは県が用意した避難所の運営に従事したYMCAのサポートの様子です。
確かに台湾よりも避難所の開設は遅れましたが、テレビで報道されていた雑魚寝状態ではありません。
国、自治体、ボランティア組織、そして企業の手助けもあった事を知っておきたいです。