自民党保守派でつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」の代表幹事を務める青山繁晴参院議員は14日、首相官邸で岡田直樹官房副長官と会い、習近平中国国家主席の来日に反対する意向を伝えた。同会はこれまで国賓扱いを批判していたが、「来日そのものに断固反対」と踏み込んだ。

 同会の声明は新型コロナウイルスによる肺炎を「武漢熱」と表記。その上で、習氏来日について「(新型肺炎)終息を日本が認めたとの誤ったメッセージの発信につながる」と訴えた。岡田氏は「安倍晋三首相に必ず伝える」と応じた。 

*******************************************************************************************************

「日本の尊厳と国益を護る会」

自民党の保守派の団体になるんですね。

こういう議連は超党派で結成して欲しいですが、野党は国益は二の次ですから主旨には同意しないでしょう。

で代表幹事は青山繁晴参院議員です。

青山氏が率先して様々な議案を取り決めていると、私の認識です。

議員になる前のテレビでのニュース解説で様々な事を学びました。

議員になる事には慎重な意見の人もいましたが、議員になって本当に良かったと思います。

自民党が少しずつ変わっていると思います。

 

青山さん達は習近平主席の国賓来日に反対していましたが、

今回、来日そのものに反対しています。

そりゃあ、そうでしょう。

中国国内の人権問題に、新型コロナウイルスの流行です。

来日を反対しなくても、国内の混乱ぶりでは来日そのものが危ぶまれています。

 

青山氏らは習近平主席の訪日が新型コロナウイルス流行終息だと誤解されると主張しています。

それは誤ったメッセージになると。

私はこの主張よりも、尖閣諸島周辺海域に今も連日、海警局の船舶が航行していることが問題だと思います。

あれ程、安倍首相が再三再四、事を荒立てない様にと申し入れているのに領海侵入もしているのですから、

国賓での訪日など以ての外です。

 

ところで青山氏はブログでも新型コロナウイルスを「武漢熱」と呼称していますが、

WHOでは風評被害を懸念し、「COVID-19(コビッド・ナインティーン)」と命名しています。

これは「CoronaVirus Disease」の略称だとか。

過去にはインフルエンザの「香港A型」や「スペイン風邪」がありました。

また最近ではコロナウイルスによる

Severe acute respiratory syndrome(重度の急性呼吸器症候群)SARS〈サーズ〉や

Middle East respiratory syndrome(中東呼吸器症候群コロナウイルス) MERS〈マーズ〉がありますが、

MERSは「中東」と地域を表しています。

命名された地域に住む人にとっては気分が悪いものでしょう。

しかし「武漢熱」は分かりやすいと言えば分かりやすいです。

武漢の人達はどう思うのか。

そう考えると「武漢熱」の命名はちょっと批判もありそうです。

私は「武漢熱」でも「新型肺炎」でも「新型コロナウイルス」でもいいですが。

それよりも、このウイルスの流行が早く終息する事、

そして何より日本の対策がもっと迅速にされる事を期待したいです。

その為には国会議員がもっと真剣にこの危機を脱する事を考えてもらいたいです。

もう桜を見る会の批判どころではないでしょう。

野党にはホトホト呆れると共に今回、国民を第一に考えていない事がよくわかりました。