加藤勝信厚生労働相は12日の衆院予算委員会で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、中国・武漢市から政府のチャーター機で帰国した人のうち、14人が政府の用意した宿泊施設などに入らず、自宅に戻ったことを明らかにした。「子供がいて宿舎はなじめないという方や、親族が亡くなって戻らなくてはいけないという事情で、やむを得ない場合に戻ってもらった」と述べた。

 これまで14人のうちの1人から陽性反応が確認されている。

 加藤氏は自宅にいる人には、毎日検温してもらい、健康状態の確認などを行っていることを説明。「外出を控えるように徹底を図っていきたい」と述べた。

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加藤さん、甘くないですか。

子供を理由に自宅待機の埼玉県の男性が陽性反応が出たのはご存じですよね。

その男性は厚労省に連絡もせず、解熱剤を服用したのもご存じですよね。

それでもこの方針は変えないのですね。

当初、やむを得ない事情で帰宅した人が11人いると発表されていました。

その後、3人増えています。

その理由が通るなら、自分もと思う人がいたかもわかりません。

隔離の意味を分からないならチャーター機に搭乗させなければ良かったのです。

感染の危険の高い武漢に残って貰ったらよかったのです。

意地悪な意見ですが、そう言いたくなるぐらい非常識です。

我儘です。

子供が宿舎に馴染めない?

馴染ませればいいじゃないですか。

それぐらい大変な事態なのです。

幼稚園児ならそれぐらいわかるでしょ。

分からなければ分からせてください。

子供を理由にしている人は「子供に感染したら困るから。」とか

「子供一人で個室で過ごすのは無理だから」だと思っていました。

それが「馴染めないから」が理由だったとは驚きました。

そんな理由を許した厚労省は甘いです。

そしてその言い分を通らす程、恫喝まがいの抗議があったのなら帰国者の非常識さに呆れます。

迎えに来てもらっていなかったら、どうなっていたかも想像せず、感謝の気持ちもないのですか。

身内に不幸があったのなら、数時間の帰宅を許可し宿舎に戻ってもらうべきです。

自分は大丈夫だとの甘い考えなのか、他人に感染っても関係ないとの無責任な考えなのか。

これは緊急事態です。

一つを許したら歯止めが効かなくなります。

一人を大目に見たら、自分も自分もと言い出す人が出ます。

もう前例を作ってしまったから、非常識な人の要望を拒否するのも難しいでしょう。

杓子定規と言われようが、最初の基準を守り通す事の重要性を加藤厚労相に知ってもらいたいです。