日韓両国は、いわゆる元徴用工を巡る問題などで関係が悪化していた2019年、互いを輸出管理の優遇対象である「ホワイト国」から外していました。

先月の日韓首脳会談を受け韓国側が経済協力の正常化に向けて具体的な措置を取ったもので、日本の復帰に関する改正案がきょう官報に掲載されました。

韓国政府は先月も日本の輸出管理厳格化を受けたWTO=世界貿易機関への提訴を取り下げていました。

両国は今週も、輸出管理に関する政策対話を実施する予定で、今後は韓国をホワイト国に復帰させる日本側の手続きが進むとみられます。

韓国は輸出優遇制度「ホワイト国」から日本を外していましたが、今日からホワイト国に復帰させました。

これは韓国の方から日本に歩み寄る姿勢を見せて、自分たちもホワイト国に復帰させて欲しいとの考えなのでしょう。

いわばウィンウィンの姿勢なのでしょうが、そもそもこの考え方自体おかしな事です。

そもそも日本が韓国を「ホワイト国」から除外した理由は韓国の杜撰な管理が原因だった筈。

つまり軍事転用できる半導体3品目を北朝鮮へ横流しをしていた疑いがあったからです。

それをあたかも自称徴用工裁判で日韓関係悪化が原因だと思えるような記事には驚きます。

 

原因は韓国の管理姿勢にあるのですから裁判が敗訴しようが勝訴しようが関係はありません。

しかし、どうも韓国側の考えは違ったようで、裁判で敗訴した事を根に持ち、嫌がらせでホワイト国除外だと思っていたようなのです。

だからか、日本に非がないのに仕返しの形で報復措置として日本をホワイト国から除外し、

今度は日本を優遇してあげるから、自分達にも優遇して欲しい、そんな考えのようです。

以下の聯合ニュースの記事でもそんな韓国の考えが窺えます。

韓国が日本を再び輸出優遇対象国に 待たれる相応の措置

韓国が4年ぶり日本を「ホワイト国」に…関係改善させたい尹政権、先行して輸出手続き簡略化半導体

 

日韓関係が良くなるのには越した事はありませんが、物事にはそれなりの理由があり、

感情論で、「仕返しだ」とか

「こうしてあげたから、貴方も同じことをしてね」

と言うのは違うと思うのです。

しかし日韓事務次官?レベルではこの問題について18~20日に韓国で、

今日明日には日本で協議し、輸出規制について具体的に話し合うようですから、

韓国をホワイト国に復帰させるのは既定路線のようです。

とにかく、日韓で協議し、北朝鮮やイラン等に半導体を横流しをしない事を約束する事と、

それを監視と報告で確認できる仕組みを取ってもらえればと思います。

とは言うものの、まだ韓国は信用できませんが、それでも文在寅政権よりも格段に尹政権は信用できると思いたいです。

 

ただ3か月前に杉田水脈さんは韓国をホワイト国に戻すのは早いと述べられていました。

是非杉田さんの意見を聞きたいです。

時期尚早か否か。

う~ん。。。。レーダー照射事件は未解決ですね。

というか、未だにそんな事はしていないと否定していますから。

証拠もあるのに。。。。

やはり韓国を信用するには早いのでしょうかね。