
数日前、コンタクトレンズを買いに行った。
いつものように目の検査をして、最後に先生に診てもらう。
視力検査の時、片目をお玉みたいなやつで覆い、視力を測る。
これは、誰でも知っている。が、しかし・・・。
私は、小学生の時、視力検査を適当に受けていたようだ。
それは、あの「お玉みたいな黒いやつ」の使い方を間違っていた。
後で聞いた話によると、あれは目を覆うやつだったらしい。
それを私は、あの黒いお玉みたいなやつに子供ながら、先生の指し示す
文字や図形が写ると思っていた。
だから、一生懸命見るんだけどわからない。
「うーん、うーん」と言っているうちに、先生がだんだん文字が
大きいのを指していく。
これじゃあいけないと思って、本来見るべき目で見える文字を
言ってしまう。
だから、いつもウソをついたと自己嫌悪に陥っていた。
ところがある日、友達と視力検査の結果を話している時、
何だかおかしいと気付く。
恐る恐る友達に聞いてみると、大笑いされてしまった。
なぁーんだ、そうだったのか!
それからは、視力2.0が暫く続いた。
いつから目が悪くなったのか、今では0.03である。
目が良い人が羨ましい!