木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

シオン君、治療へ

2011年09月12日 | 日常雑感
先週から急にフェレットのシオン君の様子がおかしくなった。
とにかく呼吸が苦しそうで、腰が抜けたようになり、後ろ足の自由が利かない。
一時は食欲もなくなり、どうなることかと思ったが、その後、小康状態になったので、今日、病院に連れて行った。
レントゲンを撮ってみると、胸部に大量の水が溜まっているとのこと。
注射器で抜いてもらうと、だいぶ呼吸は楽になった。
あとはリンパ腫の疑いもあるとのことで、治療薬を貰い、帰って来た。

最近、ほんとに忙しくて、なかなか周囲のことに気が回らなかった。
そんな時間が続くと、肉体的、時間的に少し余裕ができても、精神的な余裕がなくて、結局はトップシーズンと同じような忙しさ感が持続してしまう。
西宮にいるときよく行っていた串揚げ屋さんの漢字好きなマスターが「忙しいとは、心が亡ぶこと」とよく言っていたのを思い出した。
山歩きにしたって、頂上に早く着くための競技ではない。途中、景色を楽しみ、植物を愛でる心の余裕がないと、苦しいだけのものとなってしまう。

ここでもう一度、誰のために頑張るのかとか、何のために頑張るのかとか、考えてみる必要があるようだ。
そうしないと、本当に大切なものを失ってしまいそうな気がする。

今、シオン君は僕のベッドの上で安らかな寝息を立てています。

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