皆様、本日もお稽古お疲れ様です。
今日は一気に気温が上がり動いたらすぐに汗をかく季節になりました。
お稽古の間に適切な水分補給を忘れずに行いたいと思います。
冒頭に馬歩についてお話がありました。
基本肩幅に広げ目安として3分維持出来る状態で実施するのが良いとの事です。
低い姿勢はかっこいいですが膝の故障にもつながるので気をつけるようにとの事でした。
怪我をして練習が出来なくなるのはモチベーションにも響くので気をつけたいと思います。
前回に引き続き五歩拳を行いました。
馬歩⇒擦歩⇒僕歩⇒虚歩という3番〜5番までの動作を行いました。
擦歩の動作の際にしっかり腰を回すところがポイントとの事です。
また沈みこむ前の動作では重心は前。
沈み込んだ時に重心が後に移動するため、はじめから後ろに重心を置かないように注意したいと思います。
その後はさくら組すみれ組別れて練習となります。
すみれ組は前回の続きとなる7番目と8番目の
・前摚
・掩手肱捶
を行いました。
前摚は、手と足を下ろした後に左足を手の動作を同時に行います。
その際に左足は踵から滑り込ませるように動かすことがポイントです。
その後、弓歩に移行し右足を引き寄せ回しながら馬歩の体制になります。
この時も馬歩の体制になった時に足が平行になることを意識するのがポイントとの事です。
管理人は踵から足を滑らす動作が苦手なので反復して覚えたいと思います。
おそらくここは足首が硬いため、つま先が先行するので足首の柔軟が必要かもしれません。
掩手肱捶は、右手を捻った後に回転し右足を上げます。
同時に右手は下に肘を軸にして拳を下ろし左手は右前腕を抑える形となります。
この時に右拳が隠れるように左手で隠すことを意識するとの事です。
その後は右足を下ろし左足をあげた後左足を広げます。
この際に管理人は勘違いをしており馬歩の足位置にセットしていましたが最後の右拳を突き出す時に弓歩の体制になるため左足を平行ではなくやや前方に置くように修正したいと思います。
最後の拳を突きだす時は力任せに拳を出すのではなく下から鐘を鳴らすように突きだすことが重要と冒頭にお話がありましたので拳が当たる瞬間までは体を弛緩させインパクトの瞬間に力が入るようにするようなイメージを持ちました。
管理人は、右足を上げた時に力が入って足が曲がるところを指摘いただきました。
回転と足を上げる動作を行うために必要以上に力を入れているのが原因なので体の軸を意識して動作を行うようにしたいと思います。
この辺りは去年お話のあった虚実のお話を少し思い出しました。
最後は剣の用法を行いました。
今回は左手を使用せずに右手のみで2から6までの動作を行いました。
まず前方に突き出した縦剣の状態から耳の横を通って後方に動きます。
この際に剣先が落ちないように注意しましょう。
その後、手のひらを下にし平剣にし同時に肘を少し曲げその状態を維持し腰をしっかり回して正面に。
次に撩剣⇒挂剣を行います。
挂剣に移行する際は、撩剣の最後の体制で手首を固定した状態で剣を落とすところがポイントとですので忘れずに行いたいと思います。
最後は始めの動作の逆を行うのですが左手に持ち帰る構えの際に右肘が上がらないように注意しましょう。
管理人は力が入って上がっているので注意していきます。
4月のお稽古は本日で終了です。
次回の日程は5月19日となります。
間違わないように注意してください。
余談ですが、管理人は太極拳を昨年の4月からはじめ1年経ちました。
当初映画で見るような朝のラジオ体操ぐらいのイメージしか持ち合わせていなかったのですがかなりイメージと違って驚いたことを覚えています。
稽古を始めて気づいたことですが、普段行わない動作を行うことで日頃の生活で下半身を意識していないことがよく分かりました。
こういった自分の体の変化や意識していないことに気づけることは太極拳の魅力の一つなのかもしれないと最近思うようになりました。
GWは前半が暑く後半は天気が悪いようですが皆様良いGWをお過ごしください。
体が変わっていくこれからが楽しみです。
先週の「モッコウバラ」は「木香バラ」の漢字かなあ。
阪急大宮に行く途中の盆栽屋さんに名札がありました。
早いもので1年経ちました。
変化を楽しんでこれからも頑張ります。
モッコウバラは検索してもカタカナでしか見た事なかったのですが漢字ははじめて知りました。
ありがとうございます。