生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#616] カニ脚甲殻の構造(20)カニ脚の未精製中間層-走査電子顕微鏡真-

2009-03-19 15:13:26 | Weblog
◆ カニ脚甲殻を構成する未精製中間層の高倍率の走査電子顕微鏡(SEM)写真です。10万倍の写真の左下付近には細いキチン繊維が見えます。その太さは30~70nm
です。ナノファイバーは100nm以下程度とされていますから,この甲殻を構成するキチン微細繊維はナノファイバーであるといえます。
◆ キチンナノファイバー表面は凹凸があり,ところどころには粒状の構造物が付着しています。これらはヒドロキシアパタイトの結晶と考えられます。
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[#615] カニ脚甲殻の構造(19)カニ脚の未精製中間層-走査電子顕微鏡真-

2009-03-19 15:09:54 | Weblog
◆ 前回に引き続いてカニ脚甲殻を構成する中間層の走査電子顕微鏡(SEM)写真を示します。撮影倍率は10,000倍です。
◆ 詳細な説明は下記のブログ参照
 ”高分子-ミクロの世界-”(Yahoo! ブログ)

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[#614] カニ脚甲殻の構造(18)カニ脚の未精製中間層-走査電子顕微鏡真-

2009-03-19 14:53:52 | Weblog
◆ カニ脚甲殻の未精製中間層の走査電子顕微鏡写真(2,000倍,5,000倍)を載せます。構造物はいずれも微細なキチン繊維からできています。キチン微細繊維が横並びに配列した波打った板状の構造やキチン微細繊維が扇状に成長している構造が見えます。
◆ 右の写真ではキチン微細繊維が配列した薄層が積層しています。キチン微細の方向を見ると薄層の中でばらばらです。このどこかを薄層に垂直な方向で切り取ると前回示したような写真が撮れます。

◆詳細な説明は次のブログ記事を参照
  ”高分子-ミクロの世界-”(Yahoo! ブログ)
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