◆ ツユクサの花の命は短くも儚い。昼過ぎには閉じてしまいます。開いてから閉じるまでを撮ったマクロ写真を載せます。一番上の写真は朝撮りました。花が開いてしべが伸びきっている状態を写したもので,紫色の花弁と前方に突き出した雄しべと雌しべはほぼ直線上に並んでいます。中の写真は昼前に撮影した写真です。花弁は前方に,しべは後方に傾き始めています。先端まで伸びているしべの中では,中央の雌しべが先に巻き始めています。下の写真は「しべ」が丸まって閉じた花弁の中に収まった状態を写したものです。◆ 花が閉じて「しべ」を包み込んだ状態では同花受粉が起こっていると考えられます。仮に虫が飛来しなくても,同花受粉により子孫を残そうとしているのでしょう。
撮影日:2010.10.7
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
撮影日:2010.10.7
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭