バラの花芯部のデジタル顕微鏡写真(×50)です。主に雄しべにフォーカスしました。真上から見ると二つの膨らんだ嚢が90°位の角度で左右に広がっています。斜め上から見ると全体の形が良く分かります。
撮影日:2013.12.31 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
◆ バラの花の雌しべのデジタル顕微鏡写真(×150)です。スケールバーは1mmに対応しています。雌しべの柱頭は不規則的な多角形で,縁には突起があります。表面は平たんではなく凹凸です。
撮影日:2013.12.31 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
バラの花芯部の真上から眺めたデジタル顕微鏡写真(×30)です。乳白色の柱頭の形は異形であり縁には突起が生えています。柱頭の大きさはスケールバー(1mm)と比較すると1mm程度です。柱頭が折り重なっているので雌しべの正確な本数は数えられませんが50~60本くらいです。雌しべの周辺には多数本の雄しべが生えています。
撮影日:2013.12.31 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
バラの花弁を取り去り,花芯部のマクロ写真を撮りました。本数は数えられませんが多数本の雌しべを多数本の雄しべがびっしりと取り囲んでいます。
撮影日:2013.12.31 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
積雪で花を付けた野草も全く見当たりませんので,切り花用の小型のバラのマクロ・超マクロ写真を撮りました。花の直径は約5cmです。小さいながら花弁が花芯部を覆っており蕊は見えません。どのように花粉を放出したり受粉しているのでしょう。花の終わるころには花弁が萎れて花芯部がむき出しになるのかも知れまはせんが確かめていません。
撮影日:2013.12.31 花採取:正月用切り花 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
冬の室内の花4題,今回はシンピジウムのマクロ写真です。
次回からは小さな赤系のバラのマクロ・超マクロ写真に関する記事を連載します。
撮影日:2014年1月6日 撮影場所:福井総合植物園控室内 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
冬の室内を飾る花4題,今回はペラルゴニウム(赤)のマクロ写真です。雌しべの柱頭は五つに分岐しており,その表面には微細な毛が生えています。
撮影日:2014年1月6日 撮影場所:福井総合植物園控室内 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭