菜の花の花芯の顕微鏡写真(×130)です。前回の同じ部位のさらに拡大した写真です。雌しべの柱頭にフォーカスしました。柱頭の天辺は平たい円形状で周辺が少し盛り上がっています。
撮影日:2015年3月6日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
ここ北陸でも菜の花がぼつぼつ咲き始めました。そこで今回より「菜の花」のマクロ・顕微鏡写真を連載します。今回は全体像です。
撮影日:2015年2月 試料採取場所:日野川沿いの堤防 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
スイセンの蕾の縦断面の顕微鏡写真(×100)です。子房内の胚珠が連なっている領域が長い花糸の最下部と繋がっている付近にフォーカスしました。
撮影日:2015年2月22日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
スイセンの蕾の表面を切除した断面の顕微鏡写真(×100)です。子房内部にフォーカスしました。基幹の周りに多数の胚珠が連なっています。雌しべの柱頭より繋がっている基幹軸まわりにぐるっと胚珠が連なっていると考えられます。
撮影日:2015年2月22日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
スイセンの蕾の縦断面の顕微鏡写真(×100)です。雌しべの柱頭にフォーカスしました。柱頭は先細りで2本見えますが基底部に近い部位でY字型に分岐しているためかも知れません。雌しべの柱頭の形としては変わったタイプです。左側の柱頭の傾斜した先端部には細かなギザギザができています。花粉を受けるのには適した形です。
撮影日:2015年2月22日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭