~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

山あり谷ありの長い一日

2014年02月03日 | 家族
雨上がりの日曜日
前日の土曜日に水汲み・薪割りなど一通り予定を片づけ
今日はゆっくり過ごすはずが・・・
オジサンは急な仕事で早朝5時半阿蘇へ出掛けて昼前に帰宅し
ぐったりお疲れのご様子少し仮眠をすると
長男夫婦が孫ちゃんを連れ遊びに来ました
オジサンも可愛い孫ちゃんの姿に少しは疲れも飛んだはず
暫くすると義母が曾孫の為に買ったアンパンマンのぬいぐるみを手渡しに・・・
実はチョッと人見知りをする孫ちゃん
大好きなアンパンマンで印象付ける作戦は大成功したようで
義母も喜び一安心
その後、別の用件でやって来た義父の顔を見るなり大泣きの孫ちゃん
孫ちゃんも見なきゃ良いのに・・・怖いもの見たさなのか(笑)
ママに抱かれながらもチラッと義父を見ては大泣きの繰り返し
「めったに会わんからだろう?」なんてキョトンとしてた義父に
「ホントは顔が怖いからヨ~」とはさすがに言えませんけどネ~
この時ばかりと義母が大笑いするのが可笑しくて家族皆で大爆笑でした
いつも威張っている義父の困った顔とは反対に
久しぶりの義母の大笑いに普段の敵討ちかしら(?)思う私でした

実は今日は長男夫婦の結婚4周年
本当なら孫ちゃんを預かり、2人きりでレストランランチでもと
そんなプランも考えていたのですが・・・
今年は皆でケーキでお祝いです

ケーキを前に長男夫婦&孫ちゃんの記念写真を撮りながら
優しいお嫁さんと結婚し、可愛い孫も授かり幸せ一杯の今に感謝する私でした

さて、義父母達も加わり家族全員でお祝いの賑やかなティータイム

しかし、そんな楽しいひとときの最中
たった今まで話していた義母が
突然ダイニングテーブルにうつ伏せになり顔色が真っ青
何が起こったのか解らず皆で大慌て・・・
義父は横で「ばあさん!ばあさん!」と体を揺さぶるので
「動かさんがよかよ!」と言いながら義母に声を掛けると
最初は返事もなく心配したが意識はある様でゆっくりと横に寝かせ
少し喋れるようになると胃のあたりが苦しいらしい様子
義父は「心臓の弁が悪かけん・・」とオロオロし
母の脈をとりながら「脈は打ちよる」と繰り返すだけ・・・
「脈を打ってなかったら大変タイ」と心の中で義父に突っ込みながら
ズボンや下着のゴムを緩め引っ張り続け義母に声をかける私
顔色も悪いので血圧を測ると上が75・下が35で低い 脈拍は58
その後吐き気まで訴えるようになり・・・

私は救急車呼んだ方が良いかもと思いながらも
(きっと皆もそうだったろうはずだが・・)
こんな時、そう簡単に救急車を呼んで良いものか?
どれくらいの症状なら救急車呼べばいいのか?
実際に直面すると解らないモノですネ~

洗面器を持って来てくれるお嫁ちゃん、タオルを探すオジサン
吐くけど何も出てこず苦しそうな義母
結局、義父もオジサンも決断しないので・・・
ずっと母についていた私が「救急車呼んで!」と長男に頼み
長男が電話し道路に出て救急車を待ち、義父は保険証を取りに自宅へ
私はオジサンンに義母を頼み、救急車に同乗するために荷物をまとめたりと
義母の意識があり、家族が側にいたからだとは思いますが
初めての経験の割には少しは冷静だった気がします。
今思えば、血のつながりのあるからこそ
オジサンや義父は動揺したのでしょうかねぇ~

救急車に同乗してからも倒れた時の状況や
義母の持病など色々な質問に答えながら
オジサンや義父でなく、私が救急車に乗ったのは
正解だったとつくづく思いました
母の心臓の検査でお世話になっている済生会に
受け入れが決まってから救急車は動きだしました。
自宅から5分ほどで到着したと思うのですが
実際はもっと長く感じたような気がしましたネ~
レントゲン・血液・CTなどの検査で異常もなく血圧も正常になり
二時間後には自宅へ無事帰ることが出来ました。

結局、原因はよく解らないのですが
もしかすると心臓の影響もあるかも・・・

心臓弁膜症の義母は動悸や息切れの自覚症状はまだ無いので
半年に一回の検診に付き添う私も家族みんなも
もちろん義母も何だか実感が無いようでした。
つい二週間前の検診日には心臓も前回より肥大し
数値もすこし悪くなっていたのですが
安静にしたからといって良くなるモノでもなく
いつもの生活をしながら体調の変化を観察するよう言われたので
実はあまり心配していなかったのです。

今回、先生の詳しい説明を聞き
「80過ぎまで生きたのだから・・・」と
手術は避けたいとずっと思っていた義母も
ほんの少しですが気持が変わりつつあるようです。
今日明日にどうこうという事はないそうですが
7月の検診の結果次第では年齢的にも手術を考える時期に来ているようです。
今まで私が付き添っていた義母の病院も
次回は是非オジサンにも同伴してもらうようお願いしました。

今回、幸いなことに大事にもならず安心しましたが
一度ゆっくり家族の体や色んな事をちゃんと考え、話し合う
そんなきっかけを貰ったような気がします
思いがけず喜びやら驚きやら・・いろんな出来事が重なった一日
オジサンも私もお風呂に入る元気もないほど疲れ早めに就寝しました

次の日、すっかり元通りになった義母は
「せっかくの○○達の結婚記念日に悪かこつしたネ~」と一言
自分の事より周りの事を気遣う優しい義母
いつもと違う大人達のただならぬ様子を察したのか
その間泣きもせずお利口さんだった孫ちゃん
義母には可愛い曾孫の成長する姿を
元気で長生きして見届けて欲しいと・・・
そう心から願う私です


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