~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

このタイミング!?

2019年12月03日 | アウトドア(釣りなど)
12月3日まだ真っ暗な午前4時
今年最後の鯛釣りに出掛けて行ったオジサン
今日は波も高くうねりがあり寒かったようで
帰りに温泉に立ち寄りいつもより少し遅い16時前に帰宅しました。
釣果は・・・・

25㎝前後の鯛8匹、ポッポちゃん、ガラカブ6匹そしてタコが2匹
鯛釣りですから鯛が釣れたのは良かったはずなのですが・・・
オジサンも私もいつもほどの感動がありません。

その理由をご説明しますと・・・・

前夜の21時頃
ルアー釣りに出掛けた長男から届いたLINEの画像にビックリ



「最後の一投で本命のスズキが釣れたと喜んだら鯛だった~」
「リリースしようと思ったけど・・・いるね?」と息子
「もちろんいるいる」と即答した私ですが
「明日、お父さん鯛釣りに行くんだよネ~」と言いながら
宴会に出掛けていて不在のオジサンの反応を想像し
「このタイミング」と気の毒だけど大爆笑の私でした

帰宅後LINEの画像を見て息子にコメントしたようで・・・
オジサン「明日、俺が釣るはずの魚を釣ってもらったら困るなぁ~」
息子  「いつも言ってる場所だけど初めて釣れちゃった
オジサン「バカ野郎
オジサンも釣ったことのない大物を陸から釣った息子に完敗したオジサン
半分冗談気味に言いながらも私の予想通りショックを受けたのでしょうネ~(笑)

1時間後の22時過ぎ我が家に到着した大物鯛をもう一度計測・計量

74㎝

5.4㎏
もちろん天然鯛とは思いましたが・・・・
ネットで調べると尾ビレと鼻孔(目の左下にある穴)で
見分けられること知り早速確認しました。

先ず尾ビレ

キリッと角が立ったV字型が天然鯛

鼻孔は二つに分かれているのが天然鯛

鼻孔とは魚がこの穴に海水を通すことによって水分中に含まれる匂いや味を判別するそうで
養殖物はもともと二つに分かれているべきものが一つになってしまっているものが多いそうです。
これを知ったおかげで、次回スーパーの魚売り場に行くのが楽しくなりそうです(笑)

そうそう~
気になるオジサンの反応ですが・・・・
次の朝の鯛釣りの為に息子が来る前に就寝していたので
翌朝3時過ぎ、玄関の大きなトロ箱を開け予想以上の大物鯛にビックリ
見送る後ろ姿は釣る前から戦意消失気味のようでした(笑)


さて、こんな大きな鯛はとても私の手に負えるはずもなく・・・
天草生まれ天草育ちの私の母にSOS

今日、9時から我が家の庭で大物鯛の解体ショーの始まりです
先ずはウロコ取り

大きなウロコがあちこちに飛ぶ中
観客に加わった義父母も大きさにビックリしながら見学(笑)

内臓を取り出しても生臭さはほとんど無し
エラもきれいな赤い色

頭を落としきれいに洗い・・・


三枚におろします。

30年以上自分で研ぎ使っている母の愛用の出刃包丁は良く切れます。

いよいよ最難関の頭の解体

出刃包丁だけではビクともしないので
木工小屋から持ってきた一番重い金づちで叩きながら・・・

母はいつも頭に包丁を入れる時「ごめんなさいね」と言いながら捌くそうで
今回もそう言いながらも手際の良さに関心します。

大きな頭も食べれる大きさにし・・・
エラと内臓以外は全て感謝していただきましょう

あまりに簡単に捌く母の姿に私も少し挑戦しましたが
何処に包丁の歯を入れるか解らずなかなか上手くいきません
さすが海育ちの82歳の母には敵いません。

最後の仕上げはキッチンで・・・

アラだけでもボールいっぱい山盛り

結局、大物鯛は息子や義父母など4軒で山分けしました。

そうそう~
今回のオジサンの釣果は魚を捌けるkunさんや妹におすそ分け
正月の塩釜用と次回のオフ会の炭火焼用にすると言い
3匹だけ内臓を出して冷凍したオジサンでした。
夕飯はもちろん息子の大物鯛アラ炊きを美味しくいただきました

今夜、仕事帰りにトロ箱を取りに立ち寄った息子はオジサンの釣果写真を見て
「親父が釣った位の大きさが味は断然美味いからネ~」と褒めるものの
オジサンのテンションは上がらぬままでした(笑)

今回はすっかり息子に持って行かれたオジサンの鯛釣りでした