北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

初体験

2021-04-08 20:01:22 | 日記
久し振りに目覚まし時計で起きた。
珍しく予定があるからだ。

この年で予定となると病院の予約だけだけれど、今日の予約はチョット違う。
この年になって初めての経験。

この年になっても初めてと云うことがあるんだと自分でも驚く(笑)
揉んだり優しく脱がせて甘噛みしたりする必要は無いのだけれど、数日前から気になって熟睡できなかった。

あまりにも色々な所に突っ込む人が多いからだ。
前と後ろの違いが分からないのだろうか。


一ヶ月ほど前に孫が卒業したばかりの自動車学校へ。
免許更新前の高齢者講習の日がやってきたのだ。

75歳になると痴呆の検査もあるが私の年齢では動体視力や視野の検査と軽い講義に学校の練習コースを実車運転するらしい。

教室の中には8人の爺ちゃん婆ちゃんがソーシャルディスタンス。
昔よりは予約を制限しているとのこと。
そして教える側も何と私より年上かも知れない爺ちゃんだ。

予約が一番早かったので、何をヤルにも私が一番先に呼ばれる。

視野検査では、前を見つめた状態で横方向が何処まで見えるかと云うものだが、自分でも恐ろしい程に何処までも見える。
もしかしたらトンボみたいに後ろまで見えるのかも知れないと思った所でやっとマークが消えてボタンを押した。

動体視力検査では、遠くから近付いてくる◎の欠けている場所が分かった所で叫ぶのだが、これも異常無し。

心配なのは実車検査だ。40年ほど前の仮免試験を思い出す。
左右を確認して乗車し、シートの位置とルームミラーを合わせてシートベルト。
いよいよスタートだ。



教官の指示通りにコース内を右左折するのだが、ウインカーの出し遅れが無いか、一時停止できちんと停止できるか。左右の確認が出来ているかが重要課題のようだ。

緊張していたのに直ぐ調子に乗った私。
「先生、楽しくなってきました」と練習コースを仲良しドライブ。

脱輪なんかすることも無く、心配だったクランクも余裕で通過と思った所で停止の指示。

曲がる所を直進して前方脱輪させ、アクセルを踏み込んでバックさせコースに戻した瞬間にアクセルからブレーキに足が動くかの確認だ。

これも一発パスで、このままS字カーブも走りたいと思ったけれど、これで終了。

これは講習で試験では無いのだけれど上手く出来ると嬉しい。

教室へ戻り教官の最後の説明では、実車で2人ほどどうかと思う人もいたとのことだが、免許証と修了証書を受け取り講習修了。

「免許証も返しましたからね。良くいるんだけどね、後から電話がきて免許証を返して貰っていないと云う人がね。確かに返しましたよ」と繰り返す爺ちゃん教官とそれをニヤニヤしながら聞く爺ちゃん婆ちゃん生徒。

この中に一人ぐらいは帰宅してから免許証が無いと騒ぐ人がいそうだ。

数ヶ月後に今度は本番の更新時講習が待っている。